昔の子供は大人にだまされて強くなった
テクノコーポレーション代表のHです。
今日は全国的に文化の日。私も今年になって短髪にしましたが、叩いても文明開化の音はしません。
会社の近所に、東京唯一の国宝建築物、千体地蔵堂の今日は縁日で、屋台が道路にあふれています。
平和って本当にいいですよね。子供たちが笑いながら元気にはしゃいでいました。
昔、お祭りの屋台で「型抜き」ってありました。
針を使って、固い砂糖菓子に彫ってある溝を削って、きれいに仕上げると50円だの100円だのもらえるあれです。
どんな模様の溝なのかは、それを買って封を開けなくてはわかりません。
本当に複雑な模様のやつは、たしか500円とか1000円だったでしょうか。
一枚50円で買った記憶があります。
私が小学生のころ、私の友人が根気よく1000円くらいの高額(当時にしてみれば)の型を仕上げたのでした。
友人は「やった!やった!」と嬉しそう。それも数時間かけて出来た型でしたから。
意気揚々と、テキヤのお兄さんに、それを見せて「1000円もらえんだべ?」(山形弁です)
テキヤのお兄さん「こりゃダメだべ、おめえ、舐めたべ、舐めたら反則だべ、反則はダメだべ」
と言いながら、その「作品」を目の前で折ってしまい、ポイと捨ててしまったのです。
友人は、呆気にとられながら、悔し涙をポロポロ。他の子供たちも、みんな舐めながらやっているのですが。
そうやって、子供は大人になっていくのですよね。その友人は、高校を卒業して神奈川県警に就職。
だまされて悔し涙を流した子供は、いま警察官。もう数十年会っていませんが。
現代は、「青少年に悪影響を与えかねない」とかいって、なんでもかんでも禁止禁止。
抵抗力の弱い、免疫力の弱い大人になってしまうほうが私は怖いと思ってしまうのですが。