起業スタート時の背水の陣 | 株式会社テクノコーポレーション

起業スタート時の背水の陣

株式会社テクノコーポレーションのHです。


しかし、100年に一度の大不況、1000年に一度の大震災、原発事故、50年に一度の台風被害と、平成20年ごろから辛い世の中になっております。


これからは、明るい話題で日本が盛り上がるでしょう。「日本の未来は世界が羨む」って、モーニング娘。の歌がありましたよね。あのフレーズが好きでした。


さて、経営戦略を考えるようになった時期、当然、業界を取り巻く外部環境やら何やらを考えなくてはいけませんよね。事業領域・目標・方針・計画ですよね。ドメインとかシナジー効果とか、このころは知りませんでしたので、マネジメントの本を読み漁りましたね。


やはり、社会人になってからの勉強は身が入ると聞いていた通り、本当にそうでした。公開講座にもよくまいりましたが、40代50代の中年の方の熱心な姿勢に感動したことを今でも鮮明に覚えてます。


そして丁稚奉公先の社長に、独立することを話す日がやってまいりました。当時の私の給料が120~150万円でしたので、それなりに会社も儲かっていたでしょうね。案の定、「まだ辞めるな」とのお返事でしたが、なんとか円満に辞めさせていただけました。


それからは自分の事務所を開業しなくてはいけないので、いろいろ模索していたのですが、そんなとき、沖縄の病院から連絡が入ったのでした。私の父は、仕事で沖縄に滞在しておりましたが、その沖縄で緊急入院したのです。病名は心筋梗塞でした。


沖縄にすぐ飛びましたが、父は「悪いなぁ、せっかく忙しくなってきたのに」なんて会話をした翌日、今度は脳梗塞を発症。それが最後の会話らしい会話でした。右半身が動かなくなり、加えて言語障害。


そして父が沖縄で作った多額の借金。それらを全部、私の貯金で返済しましたが、私の預金残高は「0」でした。


これから開業というときに、開業資金はゼロになったのです。しかし、あの「背水の陣」が、かえって良かったのだと、後々思えるようになりました。父に感謝です。