日本での自動車市場に関して、これまでの
国内の自動車販売台数の推移を見てみると、
・99年から04年までは緩やかに上昇し続け、
その後また緩やかに下降。
・現在は、2000年ぐらいの時と同程度の販売台数。
次に、販売台数の割合がどのように推移しているか、
軽、小型車、普通車別に見ると、
・軽の割合は90年代よりも増加しているが今は頭打ち
・5ナンバーの小型車の割合が減り、普通車が増加している。
具体的な車種を挙げて、車格別に推移を見てみる。
スポット的な比較になるが、カローラ、クラウン、アルファード/ヴェルファイア
で見てみると、
・5ナンバーであるカローラの下降が顕著
・クラウンは長期的にみると大きな変化はない
・ミニバンが伸びている
(ヴェルファイアは途中で入ってきてるから微妙だけど。。)
カローラと同じ5ナンバーでも、コンパクトカーは
トータルでみると、'04年以降はほぼ横ばい。
これまでのデータをまとめると、下記の通り
・国内の販売台数は400万台程度で推移していきそう
・軽自動車は以前より増加はしたが、現在は横ばい
・5ナンバーセダンの台数が減り、ミニバンが増加
'09年以降、売れまくっているのが、ハイブリッド。
下記のグラフを見ると、'09年のプリウスの
モデルチェンジが如何に驚異的かがわかる。
これまでは、プリウスのようなハイブリッド専用車のみ、
ハイブリッドが売れる傾向があった。
そんな中、ガソリン車との併売でも成功している例が
フィットだろう。
フィットは約4~5割程度をハイブリッドが占める。
フィットでは、ガソリン車をハイブリッド化すると
価格:36万アップ
燃費:26.2%向上(@JC08)
ガソリン代:20%減
となる。
フィットは元々燃費の良い車なので、
36万円かけて燃料代20%減では得ではない。
ガソリン代:150円/L
走行距離1万キロ/年
として試算すると、20年乗っても得する燃料代は
30万程度なので、全然元はとれない。
でも、ハイブリッドは売れている。
つまりこれは、ガソリン代の損得勘定ではなく、
エコというイメージや先進性が消費者をひきつける
大きな武器になっているということ。
ちなみに、マツダ・デミオのスカイアクティブもフィットHVと
同じ燃費だが20万安い。デミオの場合、スカイアクティブの有無で
装備が異なるので一概には言えないが、価格上昇分は
約15~20万程度。これもやはり燃料代では元をとれそうにない。
それでも、デミオの7割がスカイアクティブ。
ハイブリッドのみでなく、燃費がお金になる時代が来ている。
プリウスやフィットハイブリッドの売れ行きから、
11年のハイブリッド車の比率を予測すると、大体10%弱になりそう。
この比率はどんどん高まっていくだろう。
ガソリン代で元をとれなかったとしても、
絶対的な燃費が良ければユーザーに受け入れられる時代。
人はライフスタイルで、車を選んでいると思う。
なので、上述の、ミニバンやコンパクトカーの傾向が
大きく変わることはないとは思う。
したがって、ミニバンやコンパクトカーの燃費を
どのようにして上げて販売していくかが、
日本市場の大きなポイントになるのではないか。
次は、日本国内で車がどのように使われているか
見れたらいいかなと思う。







