富士経済が将来のエコカー市場の予測を発表した。
レポートによると、2025年の世界市場予測は
HV:1,386万台(16倍)、PHV:1,148万台(9,729倍)、EV:575万台(1,278倍)
(カッコ内は2010年比)
とのこと。この数字を見ると、PHV(プラグインハイブリッド)の台数が急増し、
HVに近づいていく。EVはまだPHVの半分以下だろうということがわかる。
ただ、2025年はあまりに先の事すぎて、どうなるか分からない。
タイトルの通り、2020年までを中心にエコカー推移を見ていきたい。
この富士経済は毎年このようなレポートを発表している。
今年のプレスリリースで詳細に述べられていたのは2025年のみだったが、
昨年のプレスリリースでは他の年のデータもあったので、グラフにまとめてみた。
この予測を見ると、2020年まではエコカーの販売台数は
5年毎に倍以上になっていくのがわかる。
また、前述では2025年までにPHVが急増するとあったが、
このグラフを見ると、2020年からの5年間で顕著に増加することがわかる。
つまり、2020年まではHVの市場が拡大していき、
その後は徐々にPHVへ移り変わっていくということだろう。
次に、このエコカー市場が自動車市場全体に
どの程度影響を与えているのかを見てみる。
下記のグラフは2020年までの世界全体の
自動車販売台数の推移を種類別に分けてみたもの。
ここで、SSVとはアイドリングストップをするガソリン、ディーゼル車。
非SSVとはアイドリングストップしない車。
このグラフの基となったデータはネットから
細切れにとってきたため、細かな数値の信頼性は低いが、
大まかな傾向は見て取れると思う。
(但し、SSVの2015年の値は2010年と2020年とで線形補間しただけ、、、)
2020年には4割以上がSSV、2割程度がHVとなり、
これらが自動車の主流となっている筈。
おそらく、非SSVは新興国(2020年時点での)向けの
非常に安い車両に限定されてくる。
現在、トヨタやホンダがハイブリッドに力を入れて販売していることもあり、
日本ではハイブリッドが目立って売れているが、世界的に見ると
本格的な普及はまだまだ。
次世代のためにハイブリッド技術を磨きながらも、
主流はガソリンやディーゼル改良+アイドリングストップ
という傾向が2020年頃までは続きそう。

