さあ。戻っておいで。ボクの元に。~第一夜 「手紙」~ | れんしょ’s Web Site season2 Technical-wave

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れんしょは今日も元気です♪ カメラ・レース・自転車・食べ物などなど、ごく平凡な人間のありふれた日常を綴ります(^^)

出会ったころの君。


最初に会ったとき、君は気難しい感じだった。


よそよそしい、っていうのかな? 他人行儀で。しかも、ボクのほうも君の性格を十分に理解してあげていなかったね。


そのあと。 少しずつ君は打ち解けてきて。 たぶん、ボクが君に会うときのためにメガネを変えてから、なのかな。 とっても、君らしい個性を見せてくれるようになったね。


夏が過ぎ。 そして、冬になり。


君との最初のケンカは、たしか6月だったかな。 出会って1年がすぎたころだったね。


急に君が口をきかなくなったから。しかも、とっても急だったから。 驚いたよ。


でも。そのあとの君って。 何事もなかったかのように振舞ってくれたんだよね。 そのとき、気づいてあげればよかった。 今になって思えば、あのときのことを後悔してるんだ。


そして。 また夏になって。 真夏の暑いあのころ。君はとっても積極的になってたね。ボクもそれを当たり前のように感じて。



9月。 もう夏の終わりだった。 まだまだ暑くて、毎日が汗をかくような陽気だった。


また、急に口をきかなくなって。


でも。 前のときとは違った。 ボクは気づいたんだ。 君がいるのが当たり前だったから。


もう。会えなくなるのかな? そう、思った。


少しの間。君は、ボクのところから離れたんだ。 二度と会えないと思ってた。


ボクは。 君じゃないだれかを探し始めていた。




でも。


今日、君からの便りが届いた。


また、会えることになった。


少し不安。だけど、うれしい。 だって、もう二度と会えないと思っていた君に会えるんだもん。


また会っていいのかな? それとも、何も考えずに君を受け入れればいいのかな?


便りの中に。そんな言葉は見つからなかった。


期待。不安。


明日、どんな顔で君を迎えればいいのだろう? まだ、口をきかなくなった時の君のあの表情が頭から離れない。


(第一夜 終わり)



注意:このストーリーは事実をもとにしたフィクションです。 あしからずご了承ください。