夏の終わりがやってきた | typの推しつ推されつ

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都内のメンタルクリニックに勤務しております。折々のお気に入りのコンテンツについて取り留めなく語ります。

昨年9月のソウルアンコールコンサートで初めて披露されたBye, Summerという曲。



この曲についてはすでに書いているけど、



その当時新曲としてリリースを望む声が多かったが、今年の夏の思い出として作った曲なのでリリースするつもりはないという話だったのだが…


なんと昨日早朝に突如音源がリリース!



同名タイトルのファンミーティングの3日前に最高のサプライズ。



IUには、春 愛 桜じゃなくて、秋の朝、夏の夜の夢、冬眠と四季をタイトルに織り込んだ曲があったりして、






Bye, Summerはエレキギターの爽やかでちょっと寂しげなリフがとても印象的で、歌が始まってすぐの、


서늘한 바람이 불어

涼しい風が吹く


という歌詞の風のイメージにぴったりである。


そして、エンディング直前でハイトーンで歌われるこのフレーズが胸に刺さる。


우리를 닫는다

私たちを閉じる

(얼룩이 진 얼굴로 뜨거운 목소리로)

焼けた顔で 熱い声で

우리를 닫는다

私たちを閉じる

(향긋한 웃음으로 일렁이는 목소리로)

かぐわしい笑いで 揺れる声で


そしてエンディングでは、冒頭の歌詞がリフレインされ、


Bye Summer

さようなら夏

인사할 때야 서늘한 바람이

挨拶する時だね 涼しい風が…


と風で円環が閉じる。



昨年、初のワールドツアーで熱く長い夏を駆け抜けたIUとファン達にとっては燃え盛る炎を風と共に思い出に閉じ込めて永遠にしてくれる一曲。


昨年のアンコールコンサートは9月21日22日に開催され、前日まで暑くて大雨だったソウルがちょうどその日に晴れて涼しくなり、さらには21日にこの曲が初披露されたその時だけ雨が降るというお天道様の素敵な演出があったので、今年もきっとなにかのシンクロニシティがあるのではないかと楽しみである。