年の暮れ
ひとが、今年のまとめのような
来年の抱負のような
そんなことをやたらと書いているので
便乗をしてみようかと思ってはみたが
愚痴に成りかねんと思い
やめておこう
大学の行事で休まないとならない日まで含め
年末年始の休みが10連休で今日が3日目
あと7日何しよう
少し勉強でもしてみるか?

かろうじて家にたどり着き
久しぶりに6時間以上の睡眠を取り
テレビで映画を3本見て
今は4本目のアニメ映画を流している
疲れが溜まっていたのだろう
夕べは酔い過ぎないように極力に気を遣い
食べながら飲むようにしていたはずだったのですが
体がやたらと水分を欲するのはやはり飲みすぎだ
これが今年最後の酒と思えば、それも自分で許せる範囲だ
今年も酒による失態がいくつかあったが
命をまだつないでいるので、よしとしよう
今日を含んであと3日
残っている金はタバコ代にして
米だけで何とか生き延びよう
同級生との話題は同級生の話しに終始した
自分が誰を好きだったのか
そして今誰を必要としているのか
話せずじまいで、それでよかったのかも
また雨が降り出して
取り込まれることを忘れられた洗濯物が
再び湿ってしまう

多分8時ころだったように思う
この日、住職は高野山の行事に出るために
10時には寺を出なければならない
必然、朝の光と、鳥の声と、そしてお香の煙に目が覚める
桜井の駅まで車で送ってもらい、駅の近くのマックで朝食
ビールの飲みすぎと3時間程度の寝不足で頭がはっきりしない
駅では28分待ち
米原の駅についてやっと東海道線
ホームに一心不乱に当時流行のパラパラを踊っている30歳くらいの
ブリーフの端が見えそうな半ズボンの男
気持ちが悪すぎる
小田原まで7度の乗り換えをしながら
富士の高嶺の見えないことを
いつものように
残念に思いながら
しかし、睡魔に負けながら
土砂降りの始まり
横浜の駅に入る頃に
「帰って来ちまった」
と、思いながら
「現実に戻ろう」
と、思いながら
荻窪の駅に着くころには雨は
「バケツ3杯ひっくり返したように」
なっていた
次の日のニュースは石神井川の氾濫を伝えていた。
お・わ・り