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知識や情報を得ることは、「知らないものを知っている状態」にすることです。
「知らないこと」が「知っている」状態になることで、人は満足感が得られてしまうことです。
つまり本を読んで「なるほどな~」と新しい知識や知恵を仕入れただけで満足してしまうということです。
「知る」という欲求はとても大きなものなので十分に満足してしまう。
これこそ、その知識・知恵を行動することによって完全に自分のものにしようとしない原因でしょう。
知識があるものを行動しようとしないのは、宝の持ち腐れです。
せっかく著者が知識・知恵を惜しげもなく披露してくれているのにそれを自分のものにしないのはもったいなすぎます。お金をたくさん持っているのに使わないのと同じです。
行動力のない勤勉な人はそんな行動を繰り返しているのだと思います。
行動とは、「できなかったことができるようにする」ということです。
両者の違いは説得力にも影響してくると思います。
例えば、本で得ただけの知識をそのまま語られてもなんの説得力もないですよね。
それは著者の言葉を借りているだけで自分の言葉になっていないから。
うまく説明できなくても経験から導き出した答えには説得力があるんです。
得た知識・知恵を自分のものにするための行動力が重要になってきます。
これができなければ、すでに述べたように宝の持ち腐れです。
読書をして得た知識・知恵を自分の言葉にかえて書く。
そしてそこで終わらずに、そのことが自分にどう活かせるのか具体的な行動まで書き出す。
あとはその行動への一歩を踏み出すだけ。
なんですがそこがまた難しいので、
さっき考えた具体的な行動を誰かに宣言する。
すると、心理学的にも行動に移さざるをえないといった感情が生まれるわけです。
死ぬ間際に人は何を後悔すると思いますか?
やったことは後悔しないんです。やっておけばよかったのにってことを後悔するんですよ