前日あれだけ寝たこともあって、今日は早くに目覚める。スマホで時間を確認すると5時を少し過ぎた時間だった。

隣にいる人を見ると気持ちよさそうに寝ていて猫みたいだ。

昨日、一昨日と愛佳にはいっぱいしてもらったので、朝ごはんを作ろうと思い愛佳を起こさないようにベッドを出る。

12月ということですごく寒くて、まさに天国と地獄だと思った。急いで暖房をつける。

だんだん部屋が温まってきたので朝ごはん
作りに取りかかる。

だし巻き玉子にソーセージ、お味噌汁という簡単なものしか出来ないがまぁいいだろう。




ちょうど作り終えた頃、愛佳が起きてきた。


「おはよ」と声をかけると「おはよ」と眠そうな声で返ってくる。
「朝ごはん出来てるよ」と言うと眠さはどこに行ったのやら「ほんと!食べる!」と元気な声が返ってきた。



ご飯を食べ終え、片付けは愛佳がやってくれるとの事なのでお言葉に甘えて片付けをしてもらい、私はその間に準備を終える。


そろそろかな。


「じゃあ行ってくるね」

「もう行くの?早くない?」

「うん。ちょっと寄る所あるから」

「そっか」

「だから行くね。ホントにありがと、すごく
   楽しかった」

「いーえ!こちらこそありがと!
   お仕事頑張ってね、行ってらっしゃい」

「行ってきます」


愛佳にお見送りをしてもらい家を出る。


仕事、仕事って言ってるけど、今日はレッスンだけ。
10時からだけど寄る所、今泉の家に行くためいつもよりも40分くらい早く家を出た。

今泉には昨日LINEしといたからまぁ起きてるだろう。



電車を乗り継ぎ、やっと今泉の家に着いた。



ピーポーン



「はーい!お、平手~」

「朝早くにごめんね」

「いいよそんなの
   散らかってるけどどうぞ」

「お邪魔します」


散らかってるって言ってたけどそこまで散らかってないじゃん。


「平手ココアでいい?」

「あ、うん。ありがと」


しばらくして今泉がココアを持ってきた。


「それで話って何?」


どう切り出そうか迷ってたら今泉の方から聞いてきた。

だから愛佳と同じように、


「紅白一緒に出ない?」


と聞くと、


「え?」


これまた愛佳と同じ反応をしている。

秋元さんと話したことを話す。


「すぐに返事して欲しいわけじゃいから、
   11日までに答え、待ってるね」

「、、

「え?」

「出る!出たい!」

「ほんとに!?」

「うん!出たい!」

「よかった」
 

こんなにすぐに返事して貰えると思ってなかったし、断られるんじゃないかと不安だったからすごく嬉しい。



そのあとは時間ギリギリまで話していた。



「じゃあそろそろ行くね」

「うん!頑張ってね!」

「ありがと」


今泉と別れてレッスンスタジオに向かう。


よし、とりあえず1人OKだ。


でも、あの人たちに相談しなきゃ。

あの人たちがダメだって言ったらそれまでだからな。今日レッスン終わったら行こっと。