レッスン室に着くとまだ誰も来てない様子だった。
みんなが来る前に葵にLINEを入れる。もちろん紅白のことで。
葵にLINEし終えたがメンバーはまだ来ないので先にストレッチをし、踊り始める。
私はみんなよりも少し遅れてるからこんな少しの時間でも空いたらやることにしている。
とりあえずアンビバレント踊ろうかな。
はぁはぁはぁ
結構キツ、体力落ちたかな。
「まだレッスン始まってないのにハードだ
ね~」
「うぇっ!理佐!」
急に声かけられたから変な声が出てしまった。
周りをよく見るとみんな集まっていた。
「ひ~ら~て~!」
ふーちゃん、え、なんか怒ってる?
「なんで何にも言ってくれなかったんだよ」
え、何を?
「そーだよ。相談もなしにさ」
おだななまで。
「身に覚えがないんですけど」
そう言うと理佐、こば、ねる、もんがケラケラと笑っている。
え、どういうこと?
「てち、ほんとに見に覚えないの?」
笑いすぎてお腹痛いのか、お腹を押さえてる理佐が聞いてくる。
「うん。ってか、そんな笑うことなの?」
「てちが無自覚すぎて笑える」
ねるさん、それはひどすぎませんか?
「結構重大なことなのにね」
けやかけじゃめっちゃ冷たいくせに、けやかけでもそのテンションでやればいいのに。
「てち、紅白のことだよ」
やっとこばが教えてくれた。
「あ、、、」
「私から言っといたよ。最年少のカワウソが
1人でこんなことしようとしてるけどどう思
いますかって」
そっか、それでみんな怒ってたんだ。
やっぱ勝手な事だったのか。
「ごめんなさい。勝手なことしちゃって」
「なんか勘違いしてない?笑」
「え?」
「21人で踊れるのはすごく賛成、ってか踊り
たいもん」
「じゃあなんで怒ってるの?」
「そんなの決まってんじゃん。なんで何にも
相談してくれないの?」
「お姉さん達じゃ相談相手にならない?」
「そんなことない!」
なぜか大きな声で叫んでしまった。
「そんなことない、ただ、今回は21人で踊
りたいって思ったらなんかもう、行動して
たっていうか、、」
「てちらしいね笑」
「たしかに」
「私らもごめんね、そんな責めてないから」
「平手、ありがとね」
「てっちゃん、ありがと!」
「てち、ありがと」
「てちこ、ありがと」
「ありがとな」
「友梨奈ちゃん、ありがと」
「ありがと」
「てち、ありがと」
「ありがと」
「ありがと」
「平手、ありがと」
「てち、ありがとー!」
「ありがと!」
「ありがと」
「ありがと」
「てち、ありがと」
「てち、ありがと」
「みんな~!
私の方こそありがと!」
「よし、そろそろ良いか?」
「「「TAKAHIRO先生!!!」」」
「あ、すいません」
「いや、いいよ笑」
「すぐ準備します」
「じゃあ始めるよ~」
「今日はここまでー!
みんなストレッチしてあがってー」
「「「ありがとうございました」」」
「てち帰ろう」
「理佐ごめん、私このままここ残る」
「なんで?」
「乃木坂さんに紅白の話するから。やっさん
に確認したらこの後ここでレッスン入って
るらしくて」
「そうなんだ」
「だからごめん」
「分かった!1人で大丈夫?」
「うん、大丈夫」
「おけ。じゃあおつかれ」
「おつかれ」
乃木坂さん来るまで、ちょっと練習してよ。