由「てち、てち起きて!」

「ん、あれ?
 私何してたんだっけ?」

理「もう何寝ぼけてんの?笑」

ね「もう少しで私たちの番だからちゃんと見守って
     てね」

「え?」

由「もう、てちがそんなんじゃ私失敗しちゃうじゃ
     ん!」

今「年越しの瞬間一緒にいたいって言ったの平手
     だよ?
     それでせっかくだからって、マネージャーさん
     が私たちのことも楽屋に入れてくれたんじゃん
     よ笑」

愛「まぁ、平手が言わなくてもこうなるだろうけど
     ね笑」

原「そうそう、ステージで一緒には流石に無理だけ
     どステージにいるだけが欅坂じゃないからね」

理「小学生がいいこと言ってるー!」

原「もう!小学生じゃない!」


今までのは夢?
夢にしては凄いリアルだったな、、、

え、じゃあ私出れないの?


「ねぇ、私出れないの?」

「「「「「は?」」」」」


え、みんな怖いから。


茜「てち?」

理「出たいのはわかるよ、私たちも一緒に出たいも
     ん。だけどさ、」

菅「これ以上酷くなったらどうするの?」

鈴「これ以上酷くなってもう踊れなくなったり、踊
     れない期間が延びたりする方が嫌だよ」

齋「ファンの皆さんだってそうだよ?」

梨「ファンの皆さんも友梨奈ちゃんを待ってる」

ね「今も大事かもしれないけど、これからの事の方
     がもっと大事」

織「だからさ、嫌かもしれないけど今は怪我の治療
     に専念して欲しい」

由「それまでは何があっても私たちが欅坂を、てち
     の居場所を守るから」


そっか、今私怪我してたんだ。

21人でステージに立つだけが欅坂じゃない、か。
そうだよね、21人でいる瞬間を大事にしていけばいいのに、なんであんなよくばった夢見たんだろ。


「みんな、ありがと!」


尾「平手が素直だ〜!」

「尾関うるさい」

尾「なんでよ!」


コンコン


白「失礼しまーす」

菅「白石さん!?」

西「やっほー」

理「七瀬さんまで」

西「そろそろ舞台袖行った方がええよって言いに来
     たんだけど、ほんとはね笑」

白「私たち緊張してて落ち着いていられないんだ
     よね。
     それで、そんなにウロウロしてるんだったら欅
     ちゃんのこと呼びに行って来てって笑」

菅「あ、そうなんですね笑
     ありがとうございます!」

茜「じゃあ行こっか!」

「「「「「「「うん!」」」」」」」

上「てち、愛佳、葵、ずーみん、行ってくるね」

「「「「行ってらっしゃい」」」」

「こば!」

由「ん?」

「ありがとう。
 こばなら大丈夫。私の代わりなんかじゃなくて、
 ちゃんとセンターの小林由依だよ」

由「ありがと!なんか行ける気がしてきた!」

「行ってらっしゃい」

由「行ってきます」


こばならできる。私以上のパフォーマンスを。




早く治すから待っててね。



怪我治ったらまたみんなで踊ろう。ファンの皆さんの前じゃなくても、これからもずっと21人で楽しもう。