今日も寒い、さらに雨。

この時期の雨は身も心も凍らせます。

 

さて、技術士二次試験受験体験記

 

昨日のブログでは、筆記試験の結果が分からない中での口答試験への準備について少々。

なかなか、気持ちが入らないかもしれませんが、一日限定で頑張って、論文の再現、

予想される質問にどのように回答しようかしら?と頭の中で考える。

といったことをしていました。

 

そして、今日は口答試験(筆記試験合格発表後編)です。

まず、合格発表当日

インターネットで筆記試験の合格発表に私の番号を見つけ、絶叫した私。

それの姿をみた娘や嫁さんも大喜び

そこで、実は筆記試験が合格しただけで、まだ終わってないんだよと告げると、

「そうなの?」と少しテンション落ちる女性陣。

私にとっては、技術士合格をかなり近い所まで手繰り寄せた、相当大きな成果なのですが・・・。

ちなみに後日送られてきた合格通知には、すべての筆記試験でA評価をいただきました。

 

そうなると、俄然口答試験へ向けてやる気がみなぎります。

口答試験は12月12日 1カ月以上の猶予がありました。

人によっては1か月弱です。やはり、手ごたえがあった人は発表前からしっかり対策した方がよいと思います。

 

さて、私がまずしたことは。

受験場号の暗記・・・どうでも良いことかもしれませんが、最初が大事。緊張している中でもすらすら出てくるように、口が覚えるようにしました。

受験の動機の整理・・・「なぜ技術士なのか」、「この動機は技術士じゃなくてもよいんじゃない?と言われないように」、そして「自分の力試しや能力を上げるためとは決して言わない事」

等を意識したうえでまとめました。

技術士になった後の豊富・・・これも技術士ならではの回答作りをしました。

3義務、2責務の暗記と自身の考え・・・技術士法に記載されている、「信用失墜行為の禁止」、「技術士等の秘密保持義務」、「技術士等の公益確保の責務」、「技術士の名称表示の場合の義務」、「技術士の資質向上の責務」について、まずは聞かれた時に応えられるように丸暗記+それぞれに対する説明、一部罰則についても回答できるようにする。

信用失墜や、秘密保持などについては、自分だけでなく技術士の名や他の技術士に対しても・・・などの言葉を準備。

経歴の説明・・・願書の経歴欄に4行書きましたがそれぞれ、業務の内容と自分の役割を説明できるようにしました。経歴ごとの説明バージョン、全体をひっくるめてバージョンを準備しました。

業務の詳細説明・・・願書で記載した720文字の業務の詳細について、順を追って説明できるようにしました。 まず、業務の目的、それを遂行するための問題点や課題、課題解決の方法、その成果と応用といったところを、願書に書いてあることの読み上げにならないように、自分の言葉で説明できるようにしました。

業務の詳細の予想問題と解答・・・こんな質問来るだろうなぁ?というのを予想し回答も準備。ちなみに、実際の口答試験では、予想しなかった質問がありましたが、特に問題なく回答できました。正直あまり心配してなかったです。

業務での失敗事例・・・こんな失敗がありました。しかし、このことから、このような工夫、仕組みを作って再発防止に取り組んでおります。みたいなことを準備しました。

CPD・・・内容と実際に今まで行ってきた事。これからどうしたいかも含めて準備

他には・・・説明責任の話や倫理(公益の確保)なども自分の言葉であるいは、最近の出来事(ここでは書きませんが、その年、技術者倫理を問われる大きな出来事がありました)も合わせて言えるようにしたとか・・・。

 

そんな感じだったかなぁ~

まだほかにもあったかもしれませんが、以上のような内容について準備しました。

 

では、次回は前日と当日編です。