もう、十二月の中旬。
寒い・・・。
ちょうど一年前の12月12日、技術士二次試験の口答試験の日でした。
ということで、久しぶりの受験体験記といきましょう。
実際にどのようなことを聞かれたかを、この場で具体的に書くのはどうかと思うので、
どのような準備をしたかにとどめたいと思います。
まずは、敵を知る目的とし、その年度の「技術士試験実施大網」から口答試験について読みましょう。以下一部抜粋です。
(2) 口頭試験
① 口頭試験は、筆記試験の合格者に対してのみ行う。
② 口頭試験は、技術士としての適格性を判定することに主眼をおき、筆記試験における答案(総合技術監理部門を除く技術部門については、課題解決能力を問うもの)及 び業務経歴を踏まえ実施するものとし、筆記試験の繰り返しにならないように留意す る。
③ 試問事項及び試問時間は、次のとおりとする。なお、試問時間を10分程度延長す ることを可能とするなど受験者の能力を十分確認できるよう留意する。
試問時間・・・20分
という様に記載されております。
そういったことから、まず、筆記試験が終わった直後・・・
巷で言われているのが、選択科目Ⅲの論文を再現しておくこと。
②に書いてある通り、筆記試験における答案及び業務経歴を踏まえ実施する(技術部門は課題解決能力を問うもの)。とあることから、口答試験で、筆記試験で書いたことについて質問される可能性があるからとのこと。
で、実際の私ですが、筆記試験が終わった直後は何もしませんでした。
というのは、自己採点で必須科目で合格を確信できなかったからです。
環境分析をしていて、「この問題は間違えたらだめでしょ?」ってのを間違っていたのを気付いて、ダメかなぁ~みたいな思いが強く、どうもやる気が出なかったのです。
じつは、必須科目終了後にそれに気づいて、やや傷心気味にその後の筆記試験を受けていた次第です。
で、たしか、試験終了1週間後くらいに、必須科目の回答が出て、
しっかり合格点以上とれていたことが分かり、そこから対策を始めました。
とはいえ、筆記試験が合格しているかわからない中、なかなかモチベーションを保てないことも事実です。
で、私が思ったのは、せめて、一日だけ頑張って、再現論文を作成しよう!と。
面接対策は合格発表前は気が向いたとき、そして発表後にしっかりしようと。
(本当は、今回筆記がだめでも、来年のために、合格発表前から対策を・・と行きたいところでしたが・・・・。なかなか現状はそこまで心はついてきませんでした)
ちなみに、気が向いたときにしたことは・・・
・受験の動機(なかなか、言葉にするのが難しかった・・動機はいくらでも出てきますが、その中には別に技術士じゃなくてもいいじゃない・・・ってものもいくつかあって、だから技術士なんです!みたいな事をどのように伝えるか。結構悩みました。)
・経歴の説明を簡単に伝える。(技術士にふさわしい内容を踏まえることを意識しました)
・失敗事例とその後の対策
・技術士の義務と責務について(眺めて、どうやって説明しようかな~って程度)
といったことを頭の中で考えたり、技術士法を眺めたりしておりました。
いずれも、実際に口に出したり、時間を計ってみたりなどはしませんでした。
ちなみに、願書に書いた、業務の詳細については「なんでも聞いてくれぃ」との思いでその時はおりました。
以上が、筆記試験合格発表前にしたことです。
筆記試験合格発表後については後日。