ちょい、間が空いちゃいましたが、

受験体験記その10 

今回は、課題解決です。


選択科目Ⅲは、平成25年度の試験制度変更に伴い、新設されましたが、概念、内容等は以下の通りです。


・問題の種類

「選択科目」に関する課題解決能力


・概念

社会的なニーズや技術の 進歩に伴い,最近注目され ている変化や新たに直面す る可能性のある課題に対す る認識を持っており,多様 な視点から検討を行い,論 理的かつ合理的に解決策を 策定できる能力


・内容

「選択科目」に係わる社会的な変 化・技術に関係する最新の状況 や「選択科目」に共通する普遍 的な問題を対象とし,これに対 する課題等の抽出を行わせ,多 様な視点からの分析によって実 現可能な解決策の提示が行える か等を問う内容とする。


といったように、課題解決能力を問われます。

分析会社に関わらず、業務上の課題や何らかのトラブルはつきものと思います。

これまで、業務上で発生したトラブルには、様々な課題が潜んでいたのではないでしょうか?

そして、同じトラブルを繰り返さないための是正処置やルール作りもされたと思います。

これらの内容を思い起こしてまとめておくことがこの選択科目Ⅲの対策をするうえで重要です。


実際に、27年度の問題では、環境測定での誤検出や、異常値を防ぐための留意点や課題解決方法について問われております。

さらに、私にとってラッキーだったのは、事例を自分で設定出来たことです。

これは、今までで私自身あるいは同じGr内で起こった事例を挙げることが出来ますし、

あるいは、こんなことしたら、こういう事が起こってしまう・・・。といったことを書くこともできます。


ただし、注意しないといけないのが、大事なのは、失敗しないための行為(分析操作や確認方法等)を書くことに重きを置き過ぎないことです。

当然、行為について書くことも大事ですが、

それを起こさないためにどのような管理をするか。

例えば、「人」であれば教育、「装置」であれば管理や評価手法といったことや、

内部精度管理、外部精度管理について・・

等等・・・あると思います。


これらについてどのように管理するか。

といったことをかけると良いかと思います。

とくに、管理手法については自分自身の形を作っておくと、どのような問題がきても

ある程度対応できる・・・と私は思っております。



少し抽象的な内容ですが、少しでも参考になればと思います。