分析を実施すると、共存物質の影響に悩まされることがあります。


昨日会ったのが、1,4-ジオキサン。

試験方法はヘッドスペース-GCMS法


定量イオン(m/z88)のピークは存在するのですが、

確認イオン(m/z58)が定量イオンの10倍ほどの強度で存在します。


となるとm/z88のピークが共存物質由来のピークなのか、1,4-ジオキサン由来の物なのか判断に困ります。

他の分析もあるため、そのためにカラムを変えて・・・というわけに行かなかったので。

今回は前処理方法を変えて確認することに。


と言うことで、固相抽出をしてもらいました。

結果やいかに。