今日も業務中の出来事から
使用しているGCMSのEMが急激に上昇。
私も見たことがない3000V・・・
まずは、イオン源の洗浄を支持。(多分対して回復しないだろう・・・)
予想通り、洗浄効果もむなしく、EMホーンを交換することに。
会社のGCMSはAgilent製しかないので、
限られた範囲の記述になりますが、
まず、イオン源の汚れや洗浄の指標として、
チューニング時のEM電圧が挙げられます。
他の指標としては、ピーク数が挙げられます。
チューニングレポートに表示されるピークの数が200以上になってくると、
感度が低下している可能性が考えられます。
この場合、HEDを洗浄することにより、感度が回復します。
また、GCMS以外でも
ECDではノイズ。検出器を300℃超程度に8加温し一晩維持。ダメなら線源の洗浄ですね。
FIDでは、検量線の切片。
こちらは、注入口やカラム先端カットする方法や、
助燃ガスのAirにゼロエアガス発生装置を通すことで、
かなり純度高いAirが製造できます。
この場合はFIDの設定を変えないと、装置が検出器の火が消えたと判断してしまいます。。
といったところが検出器の管理指標となってくると思います。
もちろん他にもありますが・・・・
あとは、日常でどのような管理方法を採用するかが重要ですね。