技術士の問題には、

普段業務で行っていることを、

存分に発揮できる問題が出る可能性もあります。


たとえでば、

「ある化学物質の測定をするうえで、最適な試料採取方法、測定方法を決める方法」

なるものが出た場合。


例えば大気試料を例に出すと、


まず、顧客の要望を第一に明確にすることです。

例えば、

測定の時間帯

有る一瞬の時間における濃度が知りたいのか。

8時間の測定値が欲しいのか、

24時間の測定値が欲しいのか。


次に濃度範囲

どのオーダーまで濃度が必要か?


測定対象物質の使用分析装置に置ける定量下限値。

顧客の要望により、採取方法も異なります。


対象成分によって、固体捕集、容器捕集、液体捕集、直接捕集と判断が必要。

瞬間の濃度を高感度で知りたい場合は、まず捕集バッグに採取後固体捕集する必要があるかもしれません。


また、公定法に沿った分析が必要であればそれに即する必要があるでしょう。


公定法がない場合は、回収率の調査も事前に行うことが必要です。


また、分析機器の選定についても、測定対象物質により決まってきます。

さらに同じ分析装置でも、ケースによっては(濃度範囲等)誘導体するかしないかの判断も必要でしょう。


あと、ブランクなどの考慮も必要。


・・・・・。

と普段やっていうことを体系立てて書けると良いですね。