今日も朝から暑いです。


変わったことは、明日から購読予定の毎日新聞が今朝から入れてもらっていたこと。

毎日新聞は初購読。

週末のスポーツ新聞等の様々な特典と勧誘の方の熱心さに惹かれて、

購読を決定。


読んでみました。

やはり読みなれていないので、微妙な違和感を感じます。

中日新聞より少しお堅い気がするのは気のせいでしょうか?


さて、今日の技術士予想問題。

「PCB廃棄物の背景を述べ、微量PCBの分析方法を前処理を3つ挙げその概要、留意点を述べよ。」


これを実際に原稿用紙に書いてみます。



PCBはトランス、コンデンサに使用又絶縁油の再生処理過程での混入

カネミ油事件症事件により毒性が問題視

さらに、北極などからも検出され有毒性、残留性からPOPs条約に


国では2016年7月までにPCB無害化処理の義務付け


さらに、新油にも非意図的にPCBが混入していることが発覚。

これらは、

電気機器:約3トン、新油使用柱上トランス:約0.1トン、OFケーブル:約20kg

あるとのこと。そのうち97%が50ppm以下。


処理が必要であるが、PCBが混入しているかどうかは、測定しないと分からない。

ちなみに、コンデンサ、トランスは製造時期により判断。

再生油柱上トランスは全て処理です。



分析方法を3つ挙げる

前処理

・高濃度硫酸処理/シリカゲルカラム分画

・加熱多層シリカゲルカラム/アルミナカラム

・溶媒希釈

高濃度硫酸処理

硫酸処理による芳香族炭化水素によるスルホン化反応

その後硫酸銀シリカゲル/シリカゲル積層カラムによる精製


留意点は、油の種類により処理脳方法を帰る必要があること。

特に、2,4,5種の油は大半が芳香族炭化水素であるため、硫酸処理が二回必要。

さらに、硫酸銀シリカゲル/シリカゲル積層カラムによる精製後、

硫酸シリカゲルによる処理が必要です。


また、三種のポリブデン

これは、硫酸処理すると乳化してしまいます。

この場合は、n-ヘキサンによる溶解後、

硫酸銀シリカゲル/シリカゲル積層カラムによる精製

を行います。


と書いたところで、

娘達が体操の練習をしたいとの訴え。


一度、閉めます。


他の処理についても同じような感じで書いていく予定。


胸中の留意点としては、高濃度試料が混入していた場合のメモリかと。

あとは測定中の試験環境や、他の環境試料への影響なども書いていければと思います。


また、機器分析の部分についても原理、特徴、留意点について書いてみます。