今年の2月1日
国連よりプレスリリースとして、
UNFCCC receives list of government climate pledges
が出されました。
UNFCCCはUnited Nations Framework Convention on Climate Change
で、国連気候変動枠組み条約
このプレスリリースでは、55カ国が
2020年までの温室効果ガス削減目標を提出したと報じています。
これは、
2009年12月18日のコペンハーゲン合意
によるもので、
付属書1国(Annex I Parties)は2010年1月31日までに、温室効果ガス削減目標を、
非付属書1国(Non-Annex I Parties)はそれぞれの国内法に基づき、温暖化緩和への行動目標といったものを提出することになっていました。
そこには、
付属書1国の国名とEmissions reduction in 2020 とbaseyearがしるされており、
いわゆる付属書1国各国において、何年をベースとして温室効果ガスをどの程度減らという目標が書かれています。
見てみると、単純に何年ベースで何%削減すると書いてある国と、
基本何%、こういう状況ならば何%条件があるといった、
条件ごとの削減目標を書かれた国もあります。
また、ベースとなる年も各国異なる為、単純な比較は出来ません。
内容はこちら。
http://unfccc.int/home/items/5264.php
日本は1990年比25%削減。
条件としては、
premised on the establishment of a fair and effective international framework で、
公平で実効性のある国際的な枠組みの構築を前提としています。
ただし、何を持って公平であるとか、公平の基準がはっきりしておりません。
チャレンジ25政策の下、
目標達成なるでしょうか?
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