今日は、子供の体操クラブ

まず、13時から最近妙にやる気が出てきた次女

体もかなり柔らかくなり、足もほぼ180でぺたっと床に体をつかせます。

ただ、マイペースなので、ここは、走れ~ってところでも、

ニコニコ笑いながらで、周りを気にする様子も無しです。


14時から長女

感じるのが体力のなさ。

各種目最初は良く出来るのですが、

回数を重ねるにつれ、スピードが落ちたり、

踏切が甘かったり・・・。

体力強化を胸に誓いながら帰宅しました。



体操クラブの後、

私は美容院。

四日市にあるDoi Hair Make Mode

http://www.doi-hmm.com/


楽しいスタッフや広々としたお店のなかで、

心地よい空間です。

独身時代は3週間おきに行っていました。


さて、今日は

絶縁油中の微量PCBの簡易分析マニュアルについて第二弾

前処理方法としての

高濃度硫酸処理/シリカゲルカラム分画について。


ここまで書いて、子供と入浴後、一緒に少しだけ寝るつもりが、

日付が変わり、朝の3時になっていました・・・・。^^;

テレビでは、ラグビーシックスネーション、スコットランドVSアイルランドが

後半に入っています。


では、続きを


高濃度硫酸処理/シリカゲルカラム分画

この前処理方法は島津テクノリサーチが出された方法です。


油や汚泥中のPCB精製の代表的な方法である、

硫酸処理とシリカゲル分画を合わせた方法です。


まずこの方法は油種により、前処理プロセスが変わるのが特徴です。


先日も述べましたが、

絶縁油には下記のような油種に分かれます。



 JIS C2320 電気絶縁油より。

 絶縁油の種類                            用途

1種 鉱油 トランス、コンデンサ、OFケーブル
2種 アルキルベンゼン コンデンサ、OFケーブル
3種 ポリブテン コンデンサ、OFケーブル
4種 アルキルナフタレン コンデンサ
5種 アルキルジフェニルアルカン コンデンサ
6種 シリコーン油 トランス
7種 1種絶縁油と2種絶縁油の混合絶縁油 トランス、コンデンサ、OFケーブル



本分析では、

グループを


A 1,6,7種 

B 2,4,5種

C 3種

に分けてそれぞれ前処理を行います。

正直、油種が分かっていれば良いのですが、分からない場合、その判定が正しく出来るものか分かりません。

分かる人には、分かるのでしょうか?

ただ、分からない場合は、

1.6.7種もあわせてBグループと同じ方法で行うのもありかもしれません。


ラグビー・・アイルランド追いつきました。


まず、硫酸処理と硫酸銅シリカゲル/シリカゲル積層カラム処理の役割を・・・・

硫酸処理+硫酸銅シリカゲル/シリカゲル積層カラム処理

芳香族炭化水素の除去

硫酸銅シリカゲル/シリカゲル積層カラム処理

飽和炭化水素の除去

となります。



まずAグループから

Aグループは1,6,7種で変圧器絶縁油

前処理フローは・・・

硫酸処理により、芳香族炭化水素のスルホン化反応後

硫酸銅シリカゲル/シリカゲル積層カラムによる精製

そして、濃縮します。


Bグループは2,4,5種でコンデンサ油

前処理フローは・・・

硫酸処理により、芳香族炭化水素のスルホン化反応後

二回繰り返す

硫酸銅シリカゲル/シリカゲル積層カラムによる精製


さらに硫酸シリカゲルによる追加精製で残存油の除去


そして、濃縮します。

2,4,5種では大半が芳香族炭化水素の為、

Bグループは硫酸処理が二回必要です。

この硫酸処理は濃硫酸そのものを添加するので、

処理操作には十分な注意が必要です。

ということから、分析前に油種の選定がやはり必要ですね。


残り1分スコットランド難しいPKを決め手勝ち越し。

そして、2001年以来のアイルランド戦勝利。

フランスの優勝が決まりました。ぱちぱちぱち~


さて、ブログに戻りましょう・・・。


そして、もう1つ

Cグループの3種でポリブテンの処理です。

このポリブテン・・・。

硫酸処理を行うと乳化してしまうため、

硫酸処理が出来ません。


そこで、このポリブテンの場合は、

n-ヘキサンに希釈後、

硫酸銅シリカゲル/シリカゲル積層カラムによる精製

を行います。

この、精製の際、PCB溶出溶媒にジクロロメタンを5vol% 程度添加します。


といったところが本方法の分析前処理の概要です。

硫酸処理に手間がかかる上に、安全性という観点から、

個人的にはあまりしたくない前処理方法です。


また、とある講習会では、硫酸処理と硫酸銅シリカゲル/シリカゲル積層カラム処理と、

前回紹介した加熱多層シリカゲルカラム/アルミナカラム/

に精製効果についての検証データが紹介されていました。

加熱多層シリカゲルカラム/アルミナカラム

のほうが圧倒的に精製効果が高かったです。

初期投資、ランニングコストがかかるが、前処理にわずらわしさのない

また、精製効果の高さから機器分析において、

装置への負荷低減、解析の容易さなどの観点から、

加熱多層シリカゲルカラム/アルミナカラム

のほうが、私個人の感想では思います。


ただし、いずれにしても、簡易分析の簡易という言葉に惑わされないことですね。


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