YAHOOトップニュースで見ましたが、
福井県敦賀市
「もんじゅ」・・・運転再開のめどが立ってきたようですね。
今後の、原子力発電普及の為ににも、
安全性をしっかりとアピールしてもらいたいものです。
一方で、環境先進国と言われているドイツ。
2001年 脱原子量法が成立しました。
現在ドイツにある、原子力発電所は19基
2021年には原子力発電が全て撤退されるようです。
何よりも、関連電力会社が合意したところがすごいですよね。
それなりの条件もあったと思いますが、ドイツ国民の環境意識の高さでしょうか?
一方で、原子力に変わる代替エネルギーの技術開発が急がれますが、
まだ、原子力に取って代わるものが出来上がっておりません。
太陽光発電の普及が世界一位ではありますが・・・・・
脱原子力の背景には、ユーロ加盟国内で
エネルギーのやり取りが容易jに出来るというのおあるかもしれません。
この脱原子力の先にあるものとして、
ドイツ国内では原子力発電は無し。
足りない電力をフランスの原子力発電から得られた電力を用いる。
どうなんでしょ?
ま、ドイツは脱原子力をアピール
フランスは儲かる。
狭い範囲で見れば、めでたしめでたしなのですが・・・。
では、今日の本題
バイオエタノールの炭素循環について
「バイオエタノール」の一番の特徴は、
その使用にあたり、地球上における炭酸ガスの増減が無い
いわゆる「カーボンニュートラル」であることでしょう。
例えば、ある植物から得られたバイオエタノールを使用した際に発生する二酸化炭素。
これは、もともと、その植物が光合成する為に地球上の二酸化炭素を吸収したものである。
また、その植物が生えてくれば、さらに二酸化炭素を吸収してもらえる。
物質収支的に二酸化炭素は増加しないという考えとなります。
では、ここでそのカーボンニュートラルを以下の式にて見て見ましょう。
1.植物の光合成 光エネルギー
6CO2+6H2O → C6H12O6+6O2
2.酵母などの微生物で発酵
C6H12O6 → 2C2H5OH +2CO2
3.エネルギーとして利用 燃焼
2C2H5OH +6O2 → 4CO2+6H2O
となり、数式上は大気中の炭酸ガスは増加しないということになります。
バイオマスでは、このようなバイオエタノール等のように化学や生物を用いてエネルギー等に変換して仕様する場合は、
バイオエネルギー以外のエネルギーが使用されることになります。
10のバイオエネルギーを作るのに、10のエネルギーが必要になるようでは
話になりません。
その効率をサトウキビととうもろこしで比較すると、
サトウキビは0.1倍のエネルギーで、
一方のとうもろこしは0.8倍のエネルギーを必要とします。
エネルギーを作る際に必要なエネルギー量 それだけを考えるとサトウキビのほうが優れていると言うことになります。
最後に、バイオマスには資源作物、未利用バイオマス資源、廃棄物バイオマス資源があります。
まず、資源作物には
糖質を主成分とする、サトウキビ、テンサイ
でんぷんを主成分とする、米、麦、とうもろこし、サツマイモ
油脂を主成分とする、菜種、大豆、ひまわり
等があります。
次に、未利用バイオマス資源には
稲ワラ、籾殻、ササ、カイソウ、昆布、間伐材・・これらはみな、セルロースが主成分です。
私も実家の山を間伐して何かしてみようかな・・・・
そしてもう1つが廃棄物バイオマス資源
澱粉、糖質、油脂を主成分とする、牛や豚等の糞など畜産廃棄物、水産加工残渣
澱粉、セルロースを主成分とする、下水汚泥、家庭食品残渣
セルロースを主成分とする、黒液、古紙、製材残渣
等に分けることが出来ます。
過去の記事で述べましたが、
日本において、
実際に再生エネルギーの多くは、
廃材・黒液等のバイオマス利用が占めています。
今日は、こんなところで。
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