こんにちは。笑顔の石窯屋さんです
いつもありがとうございます。
以前の、キャスター付き専用架台の記事はこちら↓
各石窯には、キャスター付き専用架台が用意されています。
専用架台というだけあっていろいろなところに配慮されています。
例えば、架台の高さもそうなんですが、大人が使いやすいサイズに作られています。
食品の出し入れ、ピールでピザを扱う、などの際には、とても使いやすいサイズにしているんです。
しかも、作業時に石窯がずれないよう、サイズに合わせて、設置用&ズレ防止用のガイドも付いています。
これがあれば、設置の時の場所決め(架台の上での)が容易にできますし、使っているときも安心感が全然違います。
また、キャスター付きにすることで、遊ぶ場所を変えることができます。
好きな場所でもいいですし、天気が悪い日には、軒下などにも移動ができますが、キャスター付き架台にする一番の利点は、風向きによって、開口部の向きを変えることができる、ということ。
お使いになられているとおわかりになると思うんですが、クロスドームに代表されるようなコンパクトな石窯は、風による影響がとても
大きいです。
薪を多めにして窯内の温度を上げることができても、開口部に風が直接入ってくるような場合、温度が下がりやすくなります。
外の空気が、必要以上に入ってきてしまい、中で暖められた空気が逃げてしまうためです。
クロスドームは、操作性を高めるために、プチドームに比べて大きくしていますが、操作性向上の反面、外部空気による影響も、比例して高くなってしまっているのも事実です。
なんとも頭の痛い問題です・・・
開口部に蓋をしたり、操作に影響しないところをブロックなどを置く、などといったことで対応することになりますが、なかなかうまくいかない場合も多いんです。
いくら影響ないところとはいってもブロックを置くと操作性が悪くなってしまいます・・・
そこで力を発揮するのが、このキャスター付き架台。
前述のように、風向きに応じて、石窯の向きをずらすことができます。
風が直接開口部に入ってこない向きに少しずらすだけで、全然違います。
ちょっとした動きなのですが、これができるかできないか、が大きな違いなのです!
このキャスター付き架台は、少々高額ではありますが、設置後のメリットを考えると、オススメしたいオプション品第一位ですね。
快適に石窯遊びをされたい方は、ぜひご検討いただければ、と思います。
※
キャスター付き専用架台を使用される際は、接地面の状況にはご注意ください。
やはり、柔らかい地面にはあまり向いていません。
沈んじゃいます・・・
コンクリートやアスファルト面であれば、特に問題ありませんが、その場合にも少し注意が必要です。
当店の石窯は、非常に割れやすい、デリケートな商品です。
頻繁な移動や長距離の移動はおすすめしておりません。
石窯に持続的・継続的な振動を与えてしまうと、ひびや最悪破損・崩壊の恐れがあります。
破損した場合でも保証が出来かねますので、キャスターに載せての移動は、細心の注意を払っていただくようお願いいたします。