こんにちは。
笑顔の石窯屋さんの前田です
いつもありがとうございます。
自作石窯を検討されている方にとっては、
必ず選択肢に入るだろう、かまぼこ型石窯。
文字通り、屋根をアーチ型にしてかまぼこのような形の石窯。
屋根部分の型枠をとり、耐火レンガをアーチにあわせてカットしたり、
市販のカット済み耐火レンガを利用して、
それを使うことを前提にした石窯を設計したり。
時間をかけて石窯を作っていく醍醐味が、
とても味わえる石窯の形状です。
かまぼこ型のいいところは、
・少々手間はかかるが、自作可能で、石窯作りを楽しむことができる。
・アーチ天井のふくしゃ熱で、ボックス型よりも熱効率のよさが見込める。
・奥行きがとりやすい。
技術が必要な部分も多数ありますので、
石窯作りを楽しむ、といった目的のかたには、
かなり魅力的な形状なのかな?と思います。
使い勝手の面から言うと、ちょっと工夫が必要になるところもあります。
熱が、調理に直接関係ない、後方上部に逃げてしまいますので。
この部分は、燃料(薪など)を、より多く燃やし、熱量を大きくすることで解消できるでしょう。
プチドームの開発段階でも、このかまぼこ型にもトライしました。
ただ、開発のコンセプトが、煙の少ない炭でも使える石窯でしたので、
薪は使わないことを条件にいろいろと試行錯誤してみました。
結論から言うと、燃料が炭だったらかなり厳しかったですね。
炭の量をかなり多くすれば温度はあがりましたが、
それも、最高300℃を超える程度。
ピザを、パリッと焼き上げるには、すこしものたりない状況でした。
窯自体をもっと小さくすることも考えましたが、
今度は、調理スペースがかなり小さくなってしまいましたので、
かまぼこ型の案は立ち消えになっていきましたね。
石窯を作るだけでなく、
そのあとの使い勝手まで考えた上で、
石窯づくりを楽しんでいただければ、と思います。
自然と笑顔がこぼれる空間を
お一人でも多くの方に・・・

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