見える景色が変わる
何かが無くなり
何かが出来る
近所のTimes(駐車場)が無くなった。
大型のスーパーになる。
誰かが住んでた団地が無くなった。
でも、誰かが思い出せない。
駄菓子屋が無くなった。
マンションになった。
でも、駄菓子屋だった事もいつか忘れ、当たり前の様にマンションである事に違和感を感じなくなる。
こうして、ひとつ記憶から、いつしか駄菓子屋の存在が思い出せないなくなる。
こうして、ひとつ記憶から、誰かの存在すら思い出せなくなってしまう。
少しセンチな気分になる。
高校生の頃、訳のわからない自作のフリースタイルラップを披露してくれた彼、あの衝撃的なラップは未だ鮮明に覚えているのに、彼の苗字が思い出せない。
その代わりと言っては、何だが、きっと今、いきなりフリースタイルラップを披露してくる人がいたら、すげー印象に残って、しっかり名前を覚えるのであろう。
忘れ→覚え
繰り返し、繰り返す。
最近、ゲームボーイアドバンスの
「桃太郎まつり」
という、桃太郎伝説シリーズの謎のソフトが出て来た。
しかし、ゲームの箱を開けるとソフトは入っていない。
中には見覚えのない
「めざせ!甲子園」
という謎のソフトが。
野球に全く興味はなく、買った覚えも全くない。
しかも、野球に至っては、ルールすらわからない。
そんな、自分が何故野球?
パワプロ系の簡単な野球ゲームならまだしも、何故甲子園?
しかも、入りが甲子園って。
プロ野球ならまだしも、高校生野球って。
そうして、買ったか、借りたかもわからない曖昧な記憶のまま、何年と言う歳月を「桃太郎まつり」の中で、ひっそりと息を潜め、開けられる日を待ちわびた、「めざせ!甲子園」
「桃太郎まつり」を発見し、箱に書かれたゲーム内容を見て、どんなんだったかな~?久しぶりにやってみるか!
と、思ったあのワクワク感。
そして、箱を開けて飛びたした、「めざせ!甲子園」
その瞬間にワクワク感は消え、記憶の戦争が始まった。
今となっては、そんな事より、何故、「桃太郎まつり」
なのか?
何が、まつりなのかすら、もうわからない。
もしいつか出て来て、ダブったら嫌だから買わない。
もし、自分と同じ思いをして、「めざせ!甲子園」の中から「桃太郎まつり」が飛び出した方がいたら何も言わず、交換しましょう!
良いんです、もう元は誰のだろうと…
またまた~
そんなん言いながら、甲子園めざしちゃうんでしょ?
と、お思いのあなた!
ご期待には、添えそうにありません。
ごめんなさい…
何度やっても、僕のDSが「めざせ!甲子園」読み込まないんですよ。
さぁ、明日はライブです。
お祭りなんで
ホームラン飛ばしますよ
о(ж>▽<)y ☆
↑この人楽しそうですね。