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本日の写真はフライトスタッフが現場出動する時のスタイル紹介です.耐火性のフライトスーツに安全靴.事故現場や足場の悪い現場に行くことが多いので安全靴は必須です.現場状況によってはヘルメットも着用します.自分自身がケガをしないことがまず第一です.こんな格好をしていますが,医師と看護師です.ご安心ください.

本日の日勤は穏やかな時間が流れました.救命救急センターが忙しくないことは良いことです.

本日のドクターヘリ
1件目 激烈な頭痛
 運航開始前の機内点検中に要請がかかります.救急隊現着後要請で,激烈な頭痛でくも膜下出血疑いとのことです.本日の相棒は山邊先生と福本看護師.向かう機内で現場対応の仕方,鎮静方法,搬送先などについて確認します.指定されたランデブーポイントへ着陸すると,救急車はまだ時間がかかるようです.そこで現場にもう少し近いランデブーポイントへ急遽移動となります.早期医療介入のためにどうすれば良いかを考えた結果です.支援隊の皆様のご協力に感謝します.ランデブーポイントで患者さんを診察し,注意深くヘリへ収容,TECCMCへ搬送します.救急隊は現場で確定診断をつけることは出来ませんが,緊急度,重症度の高い疾患,損傷の可能性を判断する能力に長けている必要があります.今回のように,自身の現場評価に自身を持ってヘリ要請をしていただくことが,住民の皆様のためになります.

2件目 切断指
 小生の出身地近くからの要請です.学生時代によく遊んだ(ウィンドサーフィンにダイビング,花火などなど)所です.情報は「第3~5指の切断.再接着が必要」です.どうやら県内に受入先がなく,搬送に困って長距離搬送も視野にドクターヘリを要請されたようです.指定されたランデブーポイントに向かいますが,内陸方面は霧がかかり視程が悪い状況です.そこで,急遽海岸方面に臨時ランデブーポイントを指定し,そこでドッキングすることとします.相変わらず綺麗な海と海岸線です.学生時代に車を停めていた駐車場に,今回はヘリを駐機させます.少々砂が巻き上がりますが,安全に着陸です.救急車内には行き先の決まらず,不安そうな患者さんがおられます.どうやら耕耘機のファンベルトに指を巻き込まれたようです.受傷時間から再接着の可能性ありと判断し,少々遠いですが唯一の受け入れ先,TECCMCへ搬送です.約20分で到着.救急医と形成外科医が待ち構えていました.