どもー、おっさんです。いやいやいや、きのう歴史がひっくり返りましたね。そうです、将棋の藤井聡太くん。

 

名人位と並ぶ、将棋界最高峰である「竜王戦」第四局が山口県宇部市で行われました。藤井三冠の3勝0敗で迎えた、この第四局。藤井三冠が勝てば、史上最年少記録更新。豊島将之竜王が負ければ、無冠に戻ってしまう、といった大一番でしたが、藤井三冠が勝ち、これから「藤井竜王」と呼び名が変わり、豊島九段となってしまうことに。

 

これで、タイトル料4,400万円が手に入り、将棋だけで一億円プレーヤーとなりました。他にもCM出演料(不二家、伊藤園)もあり、今年度最後のタイトル戦である「王将戦」決勝リーグでも4連勝負けなしのトップで、今年度最大「史上最年少10代五冠」が現実味を帯びてきました。

 

「王将位」は渡辺明名人が保持しており、藤井竜王との対戦成績は、昨年の「棋聖戦五番勝負」にて、1勝3敗で剥奪さ、今年の「朝日杯オープン」にて敗北。そして今年の「棋聖戦」にて0勝3敗のストレート負けで奪取失敗。とあの天才渡辺明名人が手も足も出ない相手になってます。「王将戦」は七番勝負のため、実力差が顕著に現れやすくなります。このまま藤井竜王が「王将戦」の挑戦者になれば、かなりの奪取確率です。

 

今年は、保持していたタイトル、「棋聖」「王位」を防衛し、挑戦した「叡王」「竜王」いずれも豊島将之先生から奪取という金字塔を打ち立てました。番勝負でまだ負けを知らないわけです。

 

これにより、将棋界の序列では、一位となったわけです。これは、「名人位」と「竜王位」は同じ序列ですが、保持しているタイトルの数が一番多いので、渡辺明名人(他に「棋王位」「王将位」を保持の三冠)を抑えて一位となるわけです。

 

プロになって5年目ですが、誰がこの状況を予想できたでしょう。かの羽生善治先生も仰ってましたが、「タイトル取るのは前提で、いつ、取るか」

八大タイトルのうち、すでに半分の四タイトルを手中に納め、飽くなき欲望は「強くなること」。タイトル、賞金額ともにあまり関心ないみたいです。

 

昔から、対局以外は「詰将棋」が趣味とのことで、寝食以外は、服はお母様が買ってきて(センス良いと思います)、鉄ヲタ、それも乗る方で、対局場に向かうのに、趣味と実益を兼ねてますね。ホッコリ

 

今年の成績ですが、現時点で、対局数47(1位)、勝利数40(1位)、勝率 .851(3位ですが、1位は対局数一局で1勝が二人なので、実質1位です)、連勝数19(1位)で、毎年4月に表彰式があります。今年もこれらに加え、名局賞、升田幸三賞あたりも絡んでくると思われ。

 

この前途洋々な少年?をこれからも応援していきます。それじゃあまた、バッハッハーイ