首位の浦和ということで、最後まで、お互いに「自分たちが目指すサッカー」がぶつかり合う『ガチンコ勝負』を期待したのですが。。。
等々力で勝てないミシャ、勝利が欲しかったのでしょうか?
前半、あるいは、60分頃までは面白い試合を展開していました。両クラブが「自分たちが目指すサッカー」を展開する興味深い試合展開が続いていたと思います。
川崎的には、左サイドからの攻撃を軸としながらも、中央の攻撃も交えながら、浦和のディフェンスを動かしながら、穴を狙っていくサッカーを展開していました。ゴールシーンはその一環であり、その他にも、ゴールに迫るシーンを作れていたと思います。
浦和の方も、高木の突破や、槙野の上がりなど、浦和らしいサッカーが見られ、お互いにスリリングな展開を楽しめました。
しかし、後半の残り30分くらいから、交代カードを切り始め、浦和のサッカーが徐々に変わり、今季、川崎が受け続けている「川崎潰し」のサッカーにシフトしていきます。具体的にいえば、前線からのプレスの強化、縦のロングボール、そして、ゴール前のアーリークロスを中心とした攻撃に移っていきます。
今季の川崎は、この手のサッカーをされると自分たちのリズムを崩します。この試合もそうでした。浦和の、必ずしも確率の高くないロングボールへまずまずの対処はしますが、その後の繋ぎが、それまでの川崎のサッカーではなくなります。
相手に合わせるように、攻撃を急ぎます。相手と同じように、必ずしも確率が高くないアバウトなパスが乱発し始めました。カウンターを狙うというのは綺麗ごとで、どう見ても、相手に合わせてムキになっているとしか思えません。
その結果、せっかく奪ったボールを簡単に相手に返し、再び速い攻撃を受け続ける状況が繰り返されます。そして、不要なファウルと、リスタートからの失点です。
バルセロナのサッカーを良く見ますが、「対バルセロナ」では、相手チームは『バルサ潰し』のために、あの手この手を駆使して、バルサのリズムを崩そうと試みます。しかし、そんな挑発には全く動じず、バルサの選手は粛々とバルササッカーを繰り返します。
決して、急いだ、無茶なカウンターは打たず、ボールを失わないサッカースタイルを貫きます。そして、そんなバルササッカーに耐えきれずに、多くの相手チームは終盤に大量失点を献上するのです。
今の川崎は、バルサになれるかどうかの、重要な脱皮の時期にあると思います。
相手による「川崎潰し」をものともせず、終始、川崎のサッカーを続けることができれば、相手チームは終盤に大きく崩れ、最終的には大量得点差で勝てる試合が増えるでしょう。今は、その脱皮のシーンをじっと待つのみかなと思います。
結果 川崎 1 - 1 浦和
会場 等々力陸上競技場
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