なでしこJAPANと関塚JAPAN 今大会の雑感 | てっちゃんとコテッチャンのブログ

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サッカー、Jリーグ・川崎フロンターレ、マラソン、旅行、温泉、グルメなど、様々な日記を書き綴りたいと思います。

五輪サッカーも、明日の男子決勝を残すのみになりました。

ネイマールがどんなスパープレーを見せてくれるのか、非常に楽しみです。


一方、今朝の男子3決戦をもって、日本チームの試合は終了しました。きりのいいところなので、今大会を通じた雑感を書き残しておきたいと思います。あくまで主観的な見方ですので、あしからず。




フロンターレ・サポーターにとって意味深い大会


なでしこJAPANと関塚JAPANは両極端なサッカーだったと思います。


わかりやすい表現をとれば、


なでしこJAPANのサッカーは、今のフロンターレのサッカー

関塚JAPANのサッカーは、昔のフロンターレのサッカー


まあ、こんな言い方だと、わかりやすいのではないでしょうか?



なでしこJAPANのサッカーは、見ての通り、ポジションは流動的で、細かいパスを繋いで繋いで、ペナに侵入し、近距離からのシュートでゴールを決めようというサッカーだったと思います。


一方、関塚JAPANのサッカーは、俗に言う「縦に速い分断サッカー」。ディフェンダーは守備に専念し、数人の快足アタッカーでゴールをこじ開けて来るというサッカーだったと思います。


そういう目線で見ていたため、男子チームの試合を見ているとノスタルジックになり、なでしこの試合を見ていると心配とワクワク感が共存していました。




関塚JAPANの評価


関さんがU-23のメンバーを選んだ時点で、昔のジュニーニョ中心のフロンターレのサッカーを目指すんだなと感じました。快足の永井と大津にジュニーニョの役割をやってもらい、東と清武がボールの供給係といった具合だったでしょう。大迫や原口を選ばなかった理由と思います。


前評判では「守備が弱い」という状況でしたので、「守備を固めて縦ポン・サッカー」という選択肢は勝ちに行くことを思えば、まあまあ適切だったと思います。


で、結果的には「メダルなし」に終わりました。とはいえ、前評判を思えば、よくぞベスト4に入ったなと、一定の評価を与えようと思います。


まあ、昔のフロンターレがそうでしたが、「ここ一番の大勝負」では、この分断サッカーが通用しない可能性が高いんですね。特に先制されるとスペースがなくなり、ほとんど攻め手がなくなります。


今朝の韓国戦でも、宇佐美と原口のドリブルで仕掛けるサッカーであれば、後半に逆転も出来たかもしれないと思っています。でも、今回はそういうサッカーではありませんでした。


なお、今回のチームはザックJAPANのサッカーと全然異なるサッカーだったので、国としての育成面では大きな問題だと思いますと、長期的な視点での辛口評価も加えておきます。




なでしこJAPANの評価


相当なプレッシャーの中、あえていえば、実力不相応の期待を背負って臨んだ大会で、最後の最後まで金メダルのチャンスがあったということは、十分に称賛に値すると思います。


決勝までの勝ち上がりは、必ずしも「なでしこのサッカー」ではない試合も多かったと思います。監督が「現実的な試合をしたこともあった」と言っていましたが、なでしこには、勝ち上がらねばならない理由がありました。女子サッカーの未来を一手に背負ったチームの宿命だったのではないでしょうか?


「なでしこらしいサッカーを貫いてメダルなし」と、「なでしこらしくない現実的なサッカーを取り入れてメダル獲得」を比べた場合、一般的な日本国民の評価は圧倒的に後者だと思います。



昨年のW杯優勝によって、日本で女子サッカー人気が沸騰しました。この人気を本物にするために、あるいは、できるだけ長期安定させるためには、「なでしこらしいサッカーを貫く」といった綺麗ごとよりも、「メダル」という現実が必要です。もちろん、選手たちもメダルは欲しいでしょう。


そういう意味で、佐々木監督は、この二兎を上手く追った極めて有能な指導者でした。実にすばらしいと思います。



そして、迎えた昨日の決勝戦。


既に銀メダル以上が確定しています。この試合に負けても、「なでしこ人気」に傷は付かないと判断したのでしょう。それまでの現実的なサッカーを捨て去り、「なでしこらしいサッカー」をフルパワーで出しきったように感じました。


非常に調子も良く、米国を圧倒していました。こんな攻撃的ななでしこJAPANを見たのは初めてです。しかし、調子が良すぎるとエアポケットがあるものです。「あれっ?」という凡ミスが出てしまい、そこを突かれてしまいました。特に2点目は「まさかのミスパス」を起点にされてしまったので、戻りが遅れてしまったと思います。



しかし、最後の最後の大舞台で「なでしこらしいサッカー」に全力投球したことは、長期的な女子サッカーの育成やクオリティ向上という視点では非常に良かったと思います。


未来のない現実路線だけを突き進み、メダルなしに終わった男子とは対照的でした。


彼女らには、胸を張って帰国してもらいましょう。

そして、少しで良いから、女子サッカーを今まで以上にサポートしてあげましょう!



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