「運動会」に「遠足」、この日の川崎地方はイベント目白押しだったようです。
キックオフ2時間半前に入場した時は、お客さんが非常に少なかったですね。それでも、最終的には16,000人が来場し、来場者は等々力劇場を満喫することになりました。良かった、良かった。
風間フロンターレ、何はともあれ、少しずつ前進している印象があり、楽しみながら応援できるので、非常に良い傾向だと思います。
フクが大抜擢でいきなりのスタメンでしたね。レネ・サントスよりは緊張が少なかったように思います。ミスを連発しても動じずにプレーを続けたところなど、やっぱり、「大モノ?」なのでしょうか。最後のビッグプレーも出たし、彼にとっては大事な一日になったでしょう。
しかし、まだまだ、まだまだ、ですねえ。反省点、目白押しの試合でした。ちょっとしたことなのですが、一歩一歩進むしかありません。試合を振り返ってみましょう。
相変わらず多いボール・ロスト
前回同様に試合を4分割した数値は、
12 - 12 - 7 - 10 合計41回
である。
前回の大宮戦より多い。なお、今回のロストはロングフィード失敗によるものが多く、これまでの「横パスをかっさらわれる」ような失敗は少なかった点には違いがある。明らかな改善だ。
但し、「目指すサッカーができている」と思えた前半に24回もボールを失っているのは、数えてみて意外に思った。最後にビッグプレーを成し遂げたフクが前半で8回もボールを失っている。
おそらく、この前半のボール・ロストがもっと少なければ(例えば10回くらい)、多分、もっとゴールが奪えたのであろう。
良く見える中にも反省点は目白押しだ。
ベガ同点弾の原因もボール・ロスト
ベガルタの同点ゴールに繋がったコバ悠のクリアミスのシーンを見てみよう。
コバ悠は黄色矢印の方向にクリアしている。ゴール正面にクリアーっていうのは、どう考えても大チョンボである。
本来なら、ウィルソンが食いついてきてくれたのだから、脇をドリブルでサクッと抜けばチャンスが広がる。こういう判断や技術をもっともっと高めて行かねばならない。
コバ悠は、技術面で風間塾に乗り遅れている。日々の補習が必要だ。
フクもマルとの補習(センターリングを居残り練習)の効果が出たようだ。コバ悠もドリブルの補習を!
『魔法の言葉』を忘れるには理由がある!
これは、西部のスーパーセーブで救われたシーン。
ベガルタ右サイドからのセンターリングが逆サイドに抜け、左サイドからシュートを叩き込まれた。西部のスーパーセーブで事なきを得たが、フロンターレの選手全員がボールウォアッチャーとなり、左サイドの選手に誰も気づいていない。
まあ、完全に裏から出てきたので、言い訳はできなくはない。
もうひとつ、これはベガ勝ち越しゴールのシーン。
右コーナー辺りからの折り返し、フロンターレの選手は完全にボールウォチャーと化している。ペナのライン上にいるウィルソンがどフリーだ。
この2つのケース、「相手を見ろ!相手を見れるポジションを取れ!」という『魔法の言葉』が完全に忘れ去られている。
なぜだろうか?
その原因は攻撃面にあると考える。
攻撃面のバリエーション不足が守備に影響する。
今のフロンターレの攻撃、ペナの中で細かい正確なパスで相手を崩すことにご執心だ。
このこと自体は悪いことではない。ノボリの同点弾は本当にスーパー・ファインゴールだ。あのようなシュートにどんどん持ち込めればゴール数は格段に増える。是非とも続けて欲しい。
一方、練習でゴール前の攻撃ばかりやっているため、ペナ外側からの攻撃に対して少々無頓着すぎるきらいがある。最近、ペナ外側からシュートを放ったシーンを見ていない。攻撃練習でやっていないことで、守備時にペナ外側を見る習慣が弱まっている。
これを改善するには、ペナ外側からの攻撃をもっと練習しないとダメだと思う。
バルサの攻撃を見る限り、ペナのライン上くらいからガンガンとシュートを打ってくる。そういう練習が増えてくれば、自然と守備も良くなるものだと思う。
風間監督の狙いはそこにあるのだ。
自分ができる攻撃を守備で受けたとしても、案外、守りやすい。なぜなら、どういうプレーなのかが想像できるからだ。一方、自分ができない攻撃を受けてしまうとモロい。分からないからだ。
守備の向上は攻撃にある。
以上のように、大量の宿題を積み残した等々力劇場であったが、選手たちが練習に前向きになっているのが強烈に伝わってくるので、時間が解決してくれるだろう。
2週間のブレイクを利用して、どんどん上手くなって欲しい。
この試合のボールロスト
9回・・・フク(前半に8回、後半は改善)
6回・・・ノボリ(積極的なミスではあった)
5回・・・大島、順平(疲れてくると仕方ないね)
4回・・・田中裕、ケンゴ(大チョンボ1回)
3回・・・サネ、ヤジ
2回・・・コバ悠(相手ゴールに繋がってしまった)
1回・・・イガ(改善している)
なし・・・西部
オマケ、緩衝地帯なし
昨年のJ再開戦、今年のナビスコと同様、この日も「緩衝地帯なし」でスタジアムを自由に回遊できるようになっていた。一応、ロープで区切ってはいたが、出入りは自由だ。
ベガサポがバックスタンドの売店やグッズ売り場に溢れていた。大師巻も買ってたね。そして、結構な人数のベガサポがフロンターレグッズを買っていた(タオマフ巻いている人も多かった)。
日本平、ヤマハ、トヨタ、少なくともこの3会場は、ゲスト・ブロックこそ決まっているが、コンコース自体はビジターにも開放されている。自由にスタジアムを楽しめる。ユアスタも開放されていた記憶がある。
今後は、フロンターレのビジターにコンコースを開放している対戦相手においては、仙台戦と同様に等々力のコンコースを開放してはいかがだろうか?
日本ならではのスタジアム作りを目指したいものである。
結果 川崎 3 - 2 仙台
会場 等々力
観衆 16,058人
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