奥野新体制でのモンテの開幕戦。
ボールが繋がりませんでしたね。
でも、私はこういうサッカーにチャレンジし続けてほしいと思います。
2008年の初昇格は、どちらかというと、守って、守って、陽平&ハセのゴールで勝ちを拾うサッカーでした。
しかし、そのサッカーがJ1では通用しませんでした。
3年も戦えたじゃないかって?
そう、J1で戦うことはできましたが、強豪クラブとは話にならない試合が多かったと思いますし、見ている、あるいは、応援する側にとっても、最終的にはストレスが残るサッカーだったように思います。
せっかくのJ2です。土台から作り直すべきじゃないかなあと思うんですね。次にJ1に上がった暁には、もっとレベルが高いサッカーができるようにね。
まあ、そのために、今季1年でのJ1復帰はかなわないかもしれません。しかし、昇格だけを目標にしていれば、いつまでたっても進歩はないかなあ?なんて思うのです。
だから、これで良いかな?と思います。
そんな試合を振り返ってみましょう。
まずはゲーム前の様子
たくさんのバスが来ていました。アウェー席を埋めたのは、何と!1700人の大応援団!これくらい大勢のサポーターが来てくれると良いですね。応援も力が入っていました。ホーム開幕戦は10,000人超えを達成してほしいものです。
バスの車列の向こうに見えるのはジェフのクラブハウスと練習場です。おそらく、Jリーグで1、2を争う立派な施設だと思います。マリノスタウンも立派ですが、スタジアムの目の前にあるというのはジェフくらいでしょうか?
スタンド裏のコンコースでは、決起集会というか、新しい応援ソングの練習をしていました。応援ソングの予習などしておりませんので、軽くスルーさせていただきました。
空席が目立つコレオグラフィというのは寂しいですね。そんなに大きなスタジアムではないので、しっかりと埋めて欲しいものです。
では、試合内容を軽くおさらいしておきましょう。
トリプル・ボランチ(1ボランチとも言えますが)での「4-3-3」という攻撃的な布陣で来ました。
試合前のメンバー発表では、山崎、萬代、中島、北村と、ボールの受け手であり、ゴールハンター的な選手を4枚も入れ、いったいどんな布陣で来るのかなあ?と大いに疑問でした。
開けてみれば、無理やりの「4-3-3」でしたね。このメンツであれば、違う並びが良いと思いますし、どうしても、「4-3-3」がやりたければ、ボールの受け手は3枚にすべきだったでしょうね。
ま、奥野新監督の采配ミスだと思います。
奥野監督が目指したサッカーを想像してみました。
下図のような感じだったと思います。
トリプル・ボランチ(宮阪、船山、北村)の仕事
・・・出来る限りセンターサークルの外周くらいの狭いエリアに密集して、ショートパスを繋ぎまくる。短いパス交換であれば、相手にボールも奪われにくいし、仮に奪われてもすぐに囲んで獲り返す。
・・・センターサークルに密集する理由はもう1つあり、両サイドのエリアを空けておく。そこにSBのコバ亮と石竜が上がり、ボランチからパスを出せるようにスペースを作っておく。
SB(コバ亮、石竜)の仕事
・・・ボランチから受けたボールを持ち上がり、前線の選手にパスを繋ぐ。
・・・もう一度、ボランチにリターンを返し、更に前に走って、もう一回パスをもらって、クロスを上げる。
ゴールハンター(山崎、萬代、中島)の仕事
・・・できるだけワイドに広がって、相手4バックを前線に広げて、かつ、抑え込んでおく。
・・・こうすることで、益々、サイドのスペースが広くなります。
まあ、こんなサッカーをしていれば、シュートチャンスはいっぱいできたでしょう。
しかし、しかし、現実に起こったことは次図のような感じに見えました。
・・・北村が得意とするSHのような位置に広がったため、トリプル・ボランチが機能しない。
・・・北村がコバ亮が上がるスペースを消した。
・・・右サイドが混雑し、低い位置なのに再三のパスカットを食らう。1失点目はこれです。
もうひとつの問題は、ゴールハンターが勝手に下がってしまったこと!
・・・山崎はトップ下のような位置にいることが多かったように思います。
・・・山崎が中盤に下がってしまうので、相手4バックで萬代と中島をカバーできた。
・・・北村とコバ亮が死にゴマとなり、ジェフのSH1人でカバーできたため、山崎も空かない。
奥野監督の狙い的には、モンテの4バックと3トップはワイドに構え、中盤のトリプル・ボランチが狭い位置できゅっとすることで、ウエストがくびれたグラマラスな布陣をイメージしたと思います。
しかし、結果はウエストが膨らみ、3トップは小さくなるなど、おデブちゃんのような陣形になってしまいました。
こうなってしまった原因は北村の特性を無視したギャンブル的な起用でしょう。
彼はSHかウィングの選手、この日の試合なら、中島のポジションが最適の選手です。ボランチができるとは到底思えません。
采配ミスです。
後半、北村⇒マサルという交代カードを切りましたが、ウィンガーを下げ、ボランチの本職を入れたことで、采配ミスだったことを示しています。
2枚目の交代カードは意味不明ですが、船山が自分のパスミスで失点したことで精神的に混乱していたので、代えたのでしょうね。しかし、テツロー不在が痛かったと思います。伊東に代えた時点で万事休すでした。
伊東はドリブルで持ち上がるなど、懸命にプレーしていましたが、ドリブルの終わり方は常にボールロスト、ボランチの選手ではありません。
最後のカードも右サイドをやられまくったために代えたんでしょう。
まあ、ミスだらけの采配でした。
とはいえ、おもしろいサッカーを志していたと思います。
分析のし甲斐があるというものです。
松本戦に頑張ってもらいましょう!
結果 千葉 2 - 0 山形
会場 フクダ電子アリーナ
観衆 11,479人
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