【クラブの目標は7位以内】
昨シーズンの7位は広島で、勝ち点51でした。2009年も51、2008年は53、2007年は50ということで、昨シーズンの51程度が目標でしょうか。13位のモンテから見て、勝ち点で+9点、3勝が余計に必要です。
11勝9分14敗を、14勝9分11敗に変えねばなりません。相当に高い壁です。
これくらいの勝利数や勝ち点を上げるクラブの条件は、一定水準のバックアップ、または、強烈なFWのどちらかの存在が必要だと思います。そして、一定の勝ちパターンも。
昨シーズンまでのモンテは、バックアップは薄く、強烈なFWもいませんでした。これが残留争いを強いられた原因と思います。一方で、「ねっづく守って、相手を焦らして、カウンター1発で仕留める」という勝ちパターンがあったことが残留争いに勝ち残った理由だと思います。
さて、今シーズンのモンテ、バックアップは?というと、昨シーズンより少々マシなのかなあと思います。一方、強烈なFWは今年もいなさそうに見えます。勝ちパターンは同じでしょう。基本的には、昨シーズンの延長線上にあると考えています。
では、バックアップについて少々考えてみたいと思います。
最重要ポイントはハセのバックアップです。小林モンテのCFWは、攻撃時にポストとなる動きに加え、前線でのディフェンスを強いられるなど、非常に運動量を要求されます。1枚では到底シーズンは乗り切れず、使い続ければ必ずや大けがに繋がると思います。
昨季、ハセはケガをしましたが田代との併用で難を逃れました。一昨年はケガなく一人FWで頑張り抜きました(でも、それが昨季のケガを呼んだかもしれません)。J2ラストイヤーもハセは出まくりましたが、陽平の存在が負担を軽減しました。
で、今季ですが、大久保の重要性は非常に高いと思います。ハセではなく、大久保の出来が順位を決めると思います。
次の問題点は、ウィングのミヤの後継者として伊東やオサマが役に立つかどうか?も重要でしょう。北村もメチャメチャ若いわけではないので、2枚のバックアップは必要です。フルをこの位置で使うのでしょうか?太田くんはどうなのでしょうか?
昨年のモンテのキーマンは、田代でも、増田でもなく、マサルとサトケンだと思います。サトケンのバックアップは下村とマイコンだとして、マサルのバックアップが問題です。廣瀬や川島なんでしょうか?ここは正直言って、相当に大きな落差を感じます。誰か一人が出てこないと、狙いの勝ち点は難しいでしょう。
ディフェンスはある程度揃っている印象があります。バックラインのバックアップだけは、クラブの中で最も充実しており、この点が残留できている、つまり、一定の守備ができている理由ではないでしょうか?
そんなことで、注目選手として、大久保、伊東、オサマ、廣瀬、川島、太田あたりを挙げておきたいと思います。彼らの中から、3人くらいのブレイクがない限り、7位という目標はおろか、10位も難しいと思います。
【残留争い?】
まずは、残留争い濃厚なクラブを挙げてみますと、福岡、甲府、神戸、新潟、横浜あたりで、残留争いのリスクがあるクラブとして、仙台、清水、磐田あたりでしょうか?
ACL争いのクラブとして、川崎、柏、浦和、大宮、広島、C大阪あたり、ついでに、優勝争いが残りの、名古屋、G大阪、鹿島かな?と。
これらのクラブとモンテを比較した場合、大幅な人材ブレイクが起こればACL争いの最後尾、怪我人が出なければ仙台グループ、怪我人が出れば残留争い、続出すれば降格となると思います。
まずは、怪我人が出ないこと、そして、何人かのニューヒーローが誕生すること、この辺りが戦績を決めるでしょう。
【開幕戦プレビュー】
「中盤を省略すればいいんでしょ、ビューンと」なんて、小林監督は言っておられます。
これだけを聞くと、「ハセに放り込む」と聞こえますが、そうではなくて、おそらく、川崎のSB裏を狙った対角線のキックでしょうね。
川崎がプレスに来て、両SBも高いポジションを取るでしょうから、基本戦術は、石竜から北村へのロングパスかなあと思います。川崎のSB、多分ですが、田中裕の方が守備能力は高いと思います。コバ亮⇒ミヤvs田中裕、石竜⇒北村vs小宮山では、後者の方が戦えそうな気がします。
そして、何と、開幕戦の川崎のマッチデープログラムの表紙を飾るのが小宮山、「ゴールを狙う!」と豪語しており、「積極的に上がる」と言っているようなものです。小宮山の背後が空きやすいかなと。
ポイントは石竜が正確なフィードを蹴れるかどうかですが、メディアによる川崎の右FWは楠神、彼ではプレスは期待できません。一方、てっちゃん予想はコバ悠、彼のスピードなら、石竜にキックは蹴らせません。どちらでしょうか?
セットプレーに持ち込む
ある程度うまくボールを運べたとして、ゴール前でのファウルからFKのチャンスを作る。昨年天皇杯でもありました。昨年は増田が決めましたが、今年は船山、石竜がいます。
ゴール前まで行かなくても、高い位置であれば石竜のFKが有効でしょう。高さでいえば、モンテの方が優勢です。
最後に、カウンターはどうでしょうか?
昨年天皇杯でのカウンターは記憶に新しいです。これは、川崎の右SB森勇介がわずか19分でケガ交代、代わりのSBも不在で、本職ではないCB伊藤をSBにずらし、コンディション不良の寺田(結局、引退)をCBに使わざるを得ないという状況で生まれた速攻です。まあ、参考にならないかなと。
それに、ドリブルで無謀に突っ込むブラジル人もいません。良いポジションでボールを奪ってのカウンターは期待薄だと思います。
そんなこんなで、スタメン予想をしてみました。何ともオーソドックスですが、冒険はしてこないんじゃないでしょうか?
【今季のモンテの最大のリスク】
財務だと思います。
出発点が債務超過と言うのは、非常に厳しいです。下手をすると、選手に給料を払うために借金を重ねる必要に迫られるやもしれません。こうなっちゃうと負のスパイラルに突入、降格リスクが一気に高まります。
昨季のFC東京もそういう気配がありました。ユニフォーム・スポンサーのエネオスがスポンサーを撤退し、大きな予算減額を強いられ、カボレや赤嶺といった得点源の放出につながりました。得点力不足が降格に直結しましたので、後悔してもしきれない経営判断でした。
モンテの財務を建て直す唯一の方法は集客です。
開幕戦はさておき、2戦目の第5節(名古屋戦)の集客が非常に重要でしょう。昨年は10,119人。昨季の優勝クラブですから、15,000人は来て欲しいところです。日曜日ですので、名古屋ファンには期待できません。モンテファンで埋めなければなりません。
これは本当に重大な問題なので、近隣にお住まいのファンの皆さんにはNDスタに行っていただきたいと思います。
以上です。
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