今日はサッカーネタではありません。
ドイツの洪水についてです。
ドイツのケルンとフランクフルトの中間あたりに「コブレンツ」という街があります。もちろん、サッカークラブもあります(3部リーグ)。
ここは夏場なら、「ライン下り」のメッカとなる観光都市で、西からモーゼル川がライン川に流れ込み、美しい景観を楽しめる「合流地点」でもあります。また、この辺りはドイツワインの一大産地でもあり、秋口にもワイン通がワイナリーを目指して集まるポイントでもあります。
昨秋のドイツ・サッカー紀行の際(まだ、日記が終わってませんが(汗!)、、、)、ケルン~コブレンツ~リューデスハイム~フランクフルトの道中で降り立ちました(列車の乗り換えですが)。
このコブレンツが、日本のこの三連休中に洪水に見舞われたそうです。原因は雪解け水だとか?
山形で雪解け水で洪水なんて起こるんですかね?あまり聞いたことがありません。
ケルン~コブレンツ~リューデスハイム~フランクフルトと列車で移動しましたが、この区間は列車はライン川沿いを走り続けます。そこで見た風景はというと、
「ライン川って、水があふれないのかな?」
というものでした。
軽く雪が降っていたので写真写りが冴えませんが、これがコブレンツ周辺の街です。川はライン川。ご覧のように、堤防ひとつなく、静かな湖の畔のように建物が立っています。
ここはコブレンツではありませんが、川面からすぐのところに街があります。ここも堤防はありません。
一方、街がない場所は急峻な山(丘?)に囲まれていて、水かさが増した時に水の逃げ場がありません。おまけに、ここらに積もった雪が溶けて、一気にライン川に流れ込んだみたいです。コブレンツはモーゼル川が流れ込んでいるため、余計に水量が多かったようです。
ここを列車で通っている時に感じたこと、つまり、「洪水が起こらないのかなあ?」という疑念が今回は現実のものとなったようです。
つくづく、日本の堤防は凄いなあと思いました。
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