11.14 川崎F-鹿島の観戦日記 敗戦の中にも確かな輝き。 | てっちゃんとコテッチャンのブログ

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サッカー、Jリーグ・川崎フロンターレ、マラソン、旅行、温泉、グルメなど、様々な日記を書き綴りたいと思います。

素晴らしい攻撃からのファイン・ゴールで先制、その後も、いつ2点目が決まってもおかしくないフロンターレらしい怒涛の攻撃が続き、ワクワクする試合展開でした。それが、野沢選手の一発でシュンとなり、後半も攻めている中で、ちょっとしたエアポケットを突かれ、勝ち点3をかっさらわれました。


正直を言いますと、試合直後の気持ちは「あかんな~、何やってんの?」というものでした。


しかし、気を取り直して、酒も飲まずに(コテッチャンの「負けたから休肝」指令に屈する)、ビデオで試合を振り返りましたところ、試合には敗戦したものの、「確かな輝き」を発見しました。

また、今季、いや、もっと長い間にわたって続いている問題点の解決の道筋が見えました。結構、ポジティブになりましたので、今日はそーいう楽観的な日記を書こうと思います。


では、そんなゲームを振り返ってみましょう。ちと、長いですが。。。




~Game Report~


『オフェンス編』


この試合を迎えるにあたり、そもそも、テセ、ヘナ、川島が抜けただけではなく、コミー、タサ、クロまで抜けた戦力で戦わなければならなかった。挙句の果てに、試合中にザワまで失った。昨年比でも、今季第13節比でも、どちらで見ても、非常に大きな戦力ダウンである。そんな試合だった。


代わりに出場するのは、楠神、ヤジ、ヒロキ(イガとも言える)である。「果たして、攻撃できるのだろうか?」という懸念を持って等々力に向かった。


蓋を開けてみれば、懸念は懸念に終わっていた、川崎が選手交代した66分までは。。。


両軍が元気な前半、楠神の攻撃力は十分に鹿島に通用したし、センターFWとしてのヤジも非常に脅威であった。コンビネーションも効いていた。ヤジのシュートが1本でも決まっていたら、結果は違っていただろう。


個人個人の力を見る限り、鹿島の選手を上回る選手も多くいる。昨日出場した川崎の選手は大いに自信を持っていい。


但し、66分の選手交代は問題である。楠神とイナ⇒タニとコバ悠。この交代の意味するところは、「ボールの出し手⇒受け手」という選手交代で、この時点で、ボールの出し手がケンゴとジュニだけになってしまった。この二人を鹿島に潰され、残り30分弱はダメ試合になってしまった。

試合後のやるせない気持ちは、この30分の影響である。その前の66分のことは忘れていたと思う。ツトさんには采配ミスを反省していただきたい。


とはいえ、コバ悠は積極的でダイナミックなシュートを見せてくれたし、リッキーもミスはしたが、ファインセーブも出た。彼らには、もっともっと経験を積んで、試合勘を高めて欲しい。


楠神、ヤジも含め、「君たちは王者鹿島に十分に通用した」。


来年は、絶対にやり返せ!



と、ここまでは超がつくほどの楽観気分である。

では、問題個所に移ろう。




『ディフェンス』編


「川崎の選手に覇気を感じなかった、勝ちたいという気持ちで鹿島に及ばなかった」

こういう印象を持った人が多かったと思う。無論、ラスト30分の影響が甚大だからだ。でも、その30分間は元気を感じなかったことは否めない。それは、前述したツトさんの采配ミスによるものと、もうひとつ、ディフェンス面での迷いが原因だったと思う。


鹿島に逆転され、ボールを回される中、川崎の選手は守り方に最後まで迷い続けた。組織として、どうしていいのかが統一されていない印象である。


先日、WOWOWのスペインリーグ中継で、岡田前代表監督が解説していたのだが、非常に参考になる話があったので紹介しておく。



~岡ちゃん曰く~


4-4-2とか、4-2-3-1とか、とかくシステムを言われますが、これはディフェンスの陣形を意味するんです。攻撃の時は陣形は流動的ですから、あまり関係ありません。

で、現代サッカーを分析すると、得点パターンは、カウンター40%、セットプレー30~40%、その他(遅攻、ミドルシュートなど)20~30%なんです。とすると、このカウンターとセットプレーをどう防ぐかが守備の目標になるんですね。


まず、カウンター。これは、相手ボールになってしまったら、一刻も早く陣形を作らないとダメなんです。自分の正規のポジションである必要はなく、各自が一番近いポジションを埋めればいいんです。それともう一つあって、ボールを持っている選手に一番近い人がプレッシャーをかけないとダメなんです。攻撃を1秒でも遅らせるんです。モウリーニョという監督は、この点が非常に厳しいと思います。


セットプレーは、まずは、そういうファウルをしないこと。無用の飛び込みディフェンスはダメなんです。セットプレーを与えてしまったら、フリーの選手を作らないことです。


~終わり~



この解説を川崎に当てはめてみると、


カウンター対策は非常に弱い。何といっても、攻撃が流動的すぎるために、どうしても攻撃陣の帰陣が遅れがちで、それがゆえに、ボール保持者に対してMF陣がアタックに行くのを躊躇してしまう。


昨日の2失点目は好例で、そもそも、GKからのキックを川崎DFが弾き返し、それが小笠原というパスの名手に渡っているというのに、誰もアタックに行かなかった。その結果、野沢にパスを出されただけである。明らかな凡ミス。リッキー一人の責任ではない。


小笠原の目の前にいたのはイナ、しかし、状況からいって、帰陣する時間は十分にあったため、サイドハーフの怠慢である。ビデオで見る限り、ポジションに誰もいない。ヴィトールは真中にいた。


1失点目のセットプレーは、キクの無用の飛び込みが原因だ。キクは前半早々にもマルキーニョスに対してPKを吹かれてもおかしくない飛び込みをやっている。イガとキクは、この悪習を直さねばならない。

セットプレーという点では、川崎は失点すれど得点なしという状況だ。いいキッカーが必要である。



この辺の意思統一がないため、守備が後手後手になると、元気がないように見えるんだろう。選手はやる気はあると思う。しかし、プレーに不安があれば、迷いが生じるのは仕方がない。組織ディフェンスを、もう一度、根本から考え直さなければならない。




最後にイナの選手コメントを紹介して、終わりにする。

「細かいポジショニングとか、球際の強さだったりだとか、細かいところの差があった。鹿島とはそこを詰めていかないと上に行くのは難しいと思う。」


さすが、イナ様、すべてお見通しのようです。


シーズン前のキャンプ、中断中のキャンプ、イナはフロンターレに合流していない。今シーズン・オフ、イナにしっかりと指導してもらおう。川崎の最大の弱点を修正し(FKもね)、来季こそ、タイトル奪取と行きたいところだ。




結果 川崎F 1 - 2 鹿島

観客 19,693人


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