さて、いよいよ残り少なくなりました。
今日は準々決勝・初日の感想を書いておきましょう。
結果 オランダ 2 - 1 ブラジル
観衆 40,186人
この試合は何と言っても西村主審です。
FIFAランクの4位vs1位というSuper Big Gameをアジアの審判が担当することになりました。前半はブラジルの攻勢が凄かったですし、後半はオランダの反撃がすさまじく、非常に均衡した試合でした。そんな重要な試合、ミスらしいミスはなく、見事に成し遂げました。レッドカードのシーンも正しい判定で、フェリペ・メロは何の抵抗もせずに下がって行きました。西村さんには、このまま残ってほしいです。
試合内容
ブラジルの先制点であるロビーニョのゴール。ランニングやパスも良かったと思いますが、あんなにボコボコのピッチを跳ねながら後ろから転がってきたボールを、難なくクリーンヒットしてしまう技術の高さに驚きました。日本人選手なら、当たりそこないのキックになっていたんじゃないでしょうか?
前半はブラジルの攻勢をオランダが良く耐えました。合計シュート数も、15-10でブラジル優勢でしたし(但し、枠内シュートは4-4)、2点目が入っていたら、ブラジルが勝っていたでしょう。
同点ゴールのオウンゴール。これはラッキーでした。ジャブラニの悪戯でしょうか?
スナイデルの決勝ゴール。これは防ぎようがない。ロッベンのCKもかなり強いキックでしたし、それをヘッドでライナーでそらし、スナイデルにつなぐって、かなりの高度なコンビネーション・プレーでした。お見事です。
後半のブラジルはダメでした。今大会も優勝候補に挙げられてはおりましたが、私はこんなもんだと思います。やはり、ストライカーが弱いです。ロビーニョは南米でプレー中、ルイス・ファビアーノはスペインで得点ランク8位で、得点数も15点と、メッシ(34点)の半分以下です。カナリア軍団もタレント不足の大会でした。
オランダは調子が右肩上がりですね。返す返すも、日本が対戦したタイミングに運がありました。今日のオランダとあたっていたら、4~5点はやられています。
結果 ウルグアイ 1 - 1 ガーナ、PK 4-2
観衆 84,017人
フェアプレー精神が問われる。
こちらの試合は、最後の最後で大問題が起こりました。
1-1のスコア自体は、これもジャブラニの悪戯っぽいゴールが2発決まった感じでしたが、問題は延長後半のラストプレー。たまたま5時過ぎに目がさめちゃったので、「最後だけ見るか」と思ってTVをつけ、そのまま延長戦へ突入。
延長後半終了間際、ガーナが猛攻をしかけ、「ファインゴール(決勝ゴール)が決まった!」と思ったのですが、ゴールライン上でウルグアイの選手がブロック。
「あれ~?」と思いましたが、審判が笛を吹き、ウルグアイのソアレスにレッドカード!
「何が起こったんだ?」と思うと、リプレイが映し出され、ソアレスがバレーボールの『ブロック』のように、ファインゴールを手でブロックしていました。
それでも、「PKでガーナの勝ちやな」と思っていたら、何と、ギャンがPK失敗。あり得ないことが立て続けに起こりました。
「こうなっちゃうと、PK戦はウルグアイ有利だなあ」と思ったら、その予想は普通に当たりました。
Statsを見ても、ガーナがウルグアイを圧倒しています。
シュート数:30-19でガーナ
枠内シュート数:10-7でガーナ
パス成功率:57%-52%でガーナ
パス成功数:350-254でガーナ
ランニング:136km-131kmでウルグアイ
あんなハンドが退場処分だけで片付けられ、PK外して負け、って、別にガーナを応援していたわけではありませんが、非常に悲しい試合を見てしまいました。もし、日本がガーナの立場で遠藤がPKを外したら、逆にウルグアイの立場で本田がハンドでゴールを止めたら、日本国民はどんな気持ちになったでしょうか?
非常に複雑な思いです。
「フェアプレー精神がなければ試合にならない」という見本のような試合でした。
ワールドカップの準々決勝でこんなアンフェアなプレーが起こるなんて、非常に残念です。
最後に、入場者数について
準々決勝だというのに、いまだにスタンドには空席が見えます、というか、オランダ-ブラジル戦は目立ちました。第1試合は、収容50,000人のネルソン・マンデラ・ベイ・スタジアムに40,186人と、約80%の入り。第2試合は、収容94,700人のサッカー・シティ・スタジアムに84,017人と、約89%の入りでした。
チケットは売り切れていないんでしょうね。やっぱり、地元の方々には高額過ぎるのでしょう。学校児童たちでも招待してほしいですね。FIFAは何を考えているのでしょうか。