前震 | てかの育児奮闘記

てかの育児奮闘記

我が家に待望の長男が誕生しました。
初めての育児で悩んだり、喜んだり・・・いろいろ楽しいことがもりだくさん!
不器用な母ですが、息子と一緒にのんびり成長していきたいな。
そんな日々の記録です。

まさか、自分があんなにひどい災害に遭うとは思ってもいませんでした。



4月14日

息子と旦那と3人で、夕食もお風呂も終えて

「みなさんのおかげでした」を笑いながら見ていた時・・・

私たちの住む町は震度6弱の地震に襲われました。



「あ、地震だ!」

と思った瞬間、ものすごい揺れに襲われ

テレビが倒れる音、食器が割れる音、ドアが崩れる音

いろんな音の中で、私たち家族は抱き合って、ただ揺れが収まるのを待ちました。

息子にはずっと

「大丈夫だけんね!お父さんとお母さんが守ってやるけんね!」

と声をかけ続けるだけ。それがせいいっぱいでした。


すごく長い時間でした。



揺れが収まった瞬間、

「外に出よう!」

と旦那が言って、外に出ようと玄関を押しても開きづらくなっていて

足で蹴って脱出。


すぐに私と旦那の実家に連絡したけど電話が全然つながらず、

車の中で地震速報を見て、

私の実家のある益城町が震度7だと知り、ますます不安になりました。

連絡の取れない不安と、次々に襲ってくる余震の恐怖で

ただ呆然とナビのテレビを見つめるしかありませんでした。


2時間後くらいにやっと旦那実家と私の実家にラインで連絡がとれ、

一応の無事を確認でき、安心しました。


我が家は古い建物のため、前震の時点で結構ボロボロ崩れていて

逃げないと危ないと思ったため、どこか広いところに移動して車に泊まることにしました。


でも逃げる前に家の中の、せめて貴重品だけでも持ち出したいと思って入ろうとしても

足がすくんで動けない。

息子はガタガタ震えて、壊れた家を見て

「おうちどうする?お友達大丈夫かな?先生大丈夫かな?」

と心配していて、

「おうちは今日は泊まれないから車にいよう!

お友達はパパとママがいるから大丈夫よ」

と言って震えを止めるように強く抱いて落ち着かせました。


旦那と交代で息子をみながら家に入り、

半泣きになりながら仕事関係の貴重品だけを取って車に乗り、

周りに何もない空き地のようなところへ移動しました。


とにかく何分かおきに揺れるので不安でしょうがなかったし、

上空から聞こえるヘリコプターの音や遠くからずっと響いている地鳴りのような音が怖くて

その日はほとんど眠ることができませんでした。







夜だったので自宅の被害状況をよく把握できてなかったけど

次の日に戻ってみると1階の自営の会社の方のドアは物が倒れてふさがっていて開かず、

割れた窓ガラスから入りました。


中の機械は倒れ、割れ物の商品は割れ、相当な被害が出たなと思っておっちこんでいると、

心配した親戚が「うちは大丈夫だったから」とおにぎりを持って片づけを手伝いに来てくれました。


とても心強くなり、建物に多少の不安はあったものの、幸いこの時点までは電気も水も通っていたので

仕事的には1週間くらいで復活できるかも?というくらいまで

一生懸命片づけをしました。


そして、その日の夜から

うちから南に1時間程度のところにある旦那の実家へ避難させてもらうことにしました。

(その地域はほぼ地震の影響はなかったので普通に生活ができました)




そしてその日の夜(4月16日)


本震がきました。

本震へつづく。