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MBA奮闘記

MBAを無事に卒業したものの、授業を通して感じたこと・気づいたことを忙しさのあまり残せていなかったことに気付き、思い出しながら自分のMBA学生生活について書いていこうと思う。

MBAでは、自分のこれまでの人生の中で
最も濃密な時間を過ごすことになります。
 
私もMBAの学生生活で実体験しました。
 
平日は19時から授業が始まり、
天災などの特別な理由がない限り
遅刻は認められません。
 
これは大学院の方針で、
遅刻を認めるとクラスの雰囲気が緩くなるから
というような理由のようです。
 
クラスは1回あたり2時間30分。
前半の1時間は教授中心のディスカッションで
後半の1時間30分はチームに分かれてのディスカッションが多かったです。
 
教授中心と言っても、
高校や大学のように「出席をとりまーす」から始まったり
テキストを先生が説明して生徒が質問したり答えたり
という形式ではありません。
 
授業の初めの数分で
教授から、その回の目的や、事前に読んできた書籍やケースのザックリ要点を説明します。
 
その後、教授が受講生に対して質問を投げかけます。
他に質問や疑問がないかを、まず受講生とまずディスカッションします。
質問がまとまったら、それについて教授や学生がディスカッションを始めます。
 
このようなクラスに参加するためには
テキストを事前に読んでいないといけません。
 
もちろん、ただ読むだけでなく
テキストが示している論理、関連情報、
自分の理解(テキストを読む前と読んだ後での理解の変化)、
疑問点、他の関連する情報やケースとの比較などを
自分の中で噛み砕いておく必要があります。
 
教授とのディスカッションで
質問についてある程度の認識や見解が出たら、
今度は同じ質問(大体は、関連したまた別の質問になることが多いですが)
について、いくつかのチームに分かれてディスカッションします。
そして、ディスカッションした内容をプレゼンします。
 
 
ディスカッションするためには
問いに対して自分の論理を立てる必要があります。
 
自分の論理を説明し
何か反論などがあったらそれに対応できるようにしなくてはいけません。
 
また、相手の論理の説明を聞き、論理的な矛盾点・前提条件・方向性について
指摘したりディスカッションしたりします。
 
このディスカッションを通して、全体的な論点を整理し
それについてまたディスカッションします。
 
更に、ディスカッションした内容をまとめ
それを他チームと教授に対してプレゼンします。
 
そこでも、またチームとして論理を整理し
他チームからの指摘がきても対応できるようにすることが必要になります。
 
とにかく、ディスカッションをしまくる濃密な時間になります。
 
 
無事にクラスを終えると、今度は全体ディスカッションを通じて出た
論点について検討し、レポートを作成することを
次回のクラスまでの期限で課されます。
 
  
これを週に3~4日程度(人によって受講するクラス数は異なりますが)
の頻度で、2年間続けていきます。
 
 
寝るのが趣味の人にはとても過酷な2年間になります(私もそうでした)・・・

tired
MBAの学位を得る方法は大きく2つあります。
 
1つは高校生・大学生と同じように、平日昼間の時間帯に通学する方法、
もう1つは、昼間はいわゆる社会人で、平日昼間は通常の仕事をし、平日の夜間と土日休日の昼間(と場合によっては夜間も)に通う方法です。
 
 
 
 
それぞれどちらも過酷な日々になることは間違いなく、
読者の方がどちらを選択するかはそれぞれの生活スタイルや考え方によると思います。
 
前者の大学院では平日昼間に講義を行う理由として
「MBAの学業に専念してもらう」ことを挙げています。
 
それに対して私は、後者
(つまり平日昼間は会社で仕事をして、平日夜間と土日休日に大学院生になる方法)
を選択しました。
  
たしかに、前者(学業一本に専念する考え)は間違っていなくて、
私も可能であれば1日中キャンパスに閉じこもって学業に専念し
1つ1つのものごとを考えることに没頭する、ということをしてみたかったです。
 
しかし、私が後者の通学型MBAを選択した最も大きな理由は
「生活をするため」です。
 
私は入学当時、社会人を十数年経験し、家庭もありました。

家庭は私の収入を当てにしていましたし、貯金の蓄えも
2年間の生活費+学業に関する費用、その他
をまかなえるほどのものはありませんでした。
  
そのため、私は通学生MBAを選択し、
2年の間、仕事と学業と家庭に励みました。
始まる前は「苦しく・得られるものも少ないかもしれない」と思いましたが
実際に通ってみるとそんなことはありませんでした。
 
前者の方法では決して得られなかったであろうこともいくつか学ぶことができました。
  
たとえば、授業に遅刻しないために
 
・1日のタイムマネジメントをして
 その通りに仕事を終わらせるように工夫すること
 
・それを邪魔(笑)してくる上司や同僚や部下に対して、どうやって
 事前に、自分が決まった時間で抜けても文句を言わない状況にもっていくか
(もしくは状況を作っておくか)
 
といったことです。
 
2年間で、この知識と経験を言葉で言い尽くせないほど得ることが出来ました。
 
人によっては、フルタイムMBA、特に欧米を中心とした海外MBAを勧めている人もいますが、
国内のパートタイムMBAという選択肢もありえるのです。


いつMBAを目指すか?
 
と書くと、「今でしょ!」と続けたくなりますが(笑)
MBAについては、あながち間違いでも冗談でも無いように思います。
  
MBAは取得するだけで職種が自動的に与えられる資格ではないので、MBAのタイトルホルダーになったからといって、それだけで特殊業務に就くことができるわけではありません。
また、何かの特殊技能と違って目に見えるワザが身に付くものではありません。
 
 
では、MBAとは何でしょうか?
Master of Business Administrationの略ですので、日本語に訳すと「経営管理修士」となります。
経営、管理はそれぞれビジネス、マネジメントという意味ですので、MBAはビジネスマネジメント領域の大学院修士過程ということになります。
 
ところで「ビジネスをマネジメントする」というのは一体どういうことなのでしょうか?
 
マネジメントとは「なんとかする、やりくりする」という意味があります。だから、ビジネスをマネジメントするとは、ビジネスをなんとかやりくりするという意味になるのかもしれません。
  
となると…どのような状態になったら「ビジネスをマネジメント」できるようになるでしょう?
 
それは(私ができているかどうかは置いておいて)
知識を持ち、知識を元に経験をして、
経験からの学びをまた知識にして、それをまた次の経験に活かす…
この繰り返しによって「ビジネスをマネジメント」出来るのではないでしょうか。
 
 
知識を持ち、それを元に経験する。
 
書いてしまうと簡単そうに見えますが、実際に実行するとなるとなかなか簡単ではありません。
知識を元に経験するということは、実行するとなると、なかなかうまく行かないばかりか、
誰かに指示されたとしても簡単に身につくものではありません。
 
では、どうすればうまく身につくかというと、
誰かからの指示・命令ではなく、自らの好奇心・興味・問題意識によって
知識と経験のサイクルを回す状態でこそ身につくのです。
 
つまり、誰かに言われるのを待っていたり・空気をよんだりするのではなく
自分で好奇心・興味・問題意識をもっているタイミングこそが、
学ぶべきタイミング、つまりMBAを目指すタイミングなのではないでしょうか。
 
私のブログをご覧になる人達は、MBAに少なからず興味があるからこそこのサイトにたどり着いているいるのだと思いますが、少なからず興味があるのであれば、今がまさにMBAを目指す最適なタイミングなのではないでしょうか?
 
 
MBAを目指すした方がいいのでしょうか?
⇒ 興味があるなら挑戦しましょう!
 
いつ目指すのがいいでしょうか?
⇒ 今でしょ!