最近歳をとって眠りに勝てない。

週末のブログ残業。

 

さて、女一人をはさんだ二人のブロマンスと仕事の在り方がテーマになっているのだが

そもそもはユ・ヨンソクが出てた「メンドロントット しあわせのレシピ」以来、カン・ソラがけっこう好きで

この人、はかない役こないんじゃないかな

いつもガッツのあるまじめで働く女性って感じ。

今回も、お父さんが会社首になって死んじゃって、

企業不信でスーパーアルバイターで仕事してるジュン。

 

しかも今回、ハベクで覚えたコンミョンも出てたから視聴スタート。

5urprise サプライズというグループのコンミョンであることをこの番宣で知った。

 

金髪の神様役のほうが華があって好きだったかな

でもメガネ男子ジェフンもなかなか魅力でした。

大学時代にジュンに告白されて以来、返事してないけど

ずっとジュンが好きだった設定。

 

主役のおにーさんはSUPERJUNIORの人なのだそーだ。

歌はたまに聞くけど、まだ認識できてない人だった。

あらためて見ると意外と目立つポジションみたい。

ややごっつい系のシウォンさん。英米あたりだと人気ありそー。

線が太目で骨格がしっとしてて男くさい。

ジュンを好きになる、ガンホ食品の御曹司

金持ちのボンボンのピョン・ヒョクさん。

大人で無邪気感出してるのはなかなかのシウォンさん

しっかりものの女性を好きになり

どんどん進化していきます。

父親の暴力はいたそーすぎでした。

 

ジェフンの父はガンス食品の社長の運転手で

息子のかわりに交通事故の犯人に身代わりも。

そんな父をうといながらもジェフンもガンス食品勤務。

歳がいっしょで小さいころからピョン・ヒョクのご学友。

 

進化しながらピョン・ヒョクが

ブラックなガンス食品を改善していくストーリー

ジュンもお父さんの冤罪をはらす。

最後がビミョーって感じもしたけど

全体なかなか見やすかったかな。

なんかそれぞれのポリシーというか思想に共感してたな。

 

箸休め的な同じアパート友人たちの恋模様も

けっこうかわいくて好きでした。ほかのドラマでもよく見る二人。

 

そして、父ちゃんや運転手など

カン・ソラ含めて、なにやらメンドロントットの面々が集まってたな。

そしてクルミ役者の内官も出てたし。

ピョン・ヒョクらの内部告発により

つかまっちゃうけど、父ちゃん悪いやつだったけど

「俺の時代はこれが正しかった。だけどもうお前の時代だ、好きにやれ」ってピョン・ヒョクに語るシーンはナイスでした。

※セリフは記憶のかぎりです。

 

個人的に少々残念だったのは、「恋のゴールドメダル」の

キム・ボクジュが憧れるあのやさしいお兄ちゃん先生が

ゲスな悪党だったこと。役者はほんとにいろんな人生を送るね。

 

 

ピョン・ヒョクママがかわいかった。

ジュンはピョン・ヒョクのママから

そこが好きだったな。

復讐に燃えすぎて、こうなりたくないばかりで

こうなりたいをこうしたいを生きてこなかったことを自覚した

ジュンがまた、どう動くか楽しみだったけど、

そこが父と見たかったオーロラを見に行くってので

終るのがちょっともったいなかったかなあ。

 

ほんと何するのかしらこの先。ピョン・ヒョクはとりあえずひこーきでジュンといっしょに旅立つけど、

会社戻るよね??まさ恋愛至上主義で放浪しちゃうのかいっしょにとか思って。

 

最終回でやっぱり不思議に思うのは

ノーブレスオブリージュ

なんか韓流ドラマを見ていて登場するのが二度目。

ブームなのか?この古めかしい思想が。

 

ようは強きものは弱きものを助けるという思想。

夏目漱石や新渡戸稲造が傾倒したカーライルの衣裳哲学で

広まったと思うけど。新渡戸の「武士道」の根幹でもあるのよね。

検索かけるとフランスの格言ということになるようだけど。

わたしの記憶は、新渡戸→カーライル→ゲーテ

国内でも新渡戸が何度も市民向けに講習してたようだし

その新渡戸は台湾総督府の高官時代もあって

李登輝さんの著書にも登場してたな。

 

韓国の国民感情の根底にこれがあるんだよな

どっちかっつーと下から上への期待。

だから、金持ちとかやらかすと徹底的バッシングになる。

 

単純なラブ・コメよりいろいろ考えさせられるラブ・コメでした。