お買い物からお家に戻ると、母はリビングでのんびりしていました。父は散歩に出かけたとの事、好きだな〜と、思いながらも、外もまだ明るいので、とりあえずお夕飯の支度から始めました。


30分しても帰って来なくて、ちょっと心配に。日没を確認したら、後1時間位はあります。


ボルさんは、息子君達やお姉さんと電話していて、お姉さんとの電話には私もちょっと参加。私宛のプレゼントをもらっていたので、そのお礼を伝えました。


電話中、母と妹が父の事を本格的に心配しだして、義弟が外へ見に行ってくれましたが、歩ける範囲では見当たらず。さすがにおかしいと言うことになって、ボルさんと義弟が車で探しに行く事に。とりあえず日没まではまだ少し時間が残っていました。


15分位して、車が戻って来て、父も無事に帰って来ましたが、何と道に迷って、ご近所さんに助けられて、警察まで来ていたとの事。夫のフルネームすら怪しい父は、私の名前しか伝えられず、私に電話をしてみるも、私はSiMを入れ替えていたので繋がらず、困り果てた感じだったそうです。


ボルさんは警察に、私との関係やら聞かれ、父のパスポートの写真を携帯に持っていたので、事なきを得たそう。警察に連絡先とかを伝えて解放となったそうです。


森の中に住んでいるボルさん。周囲には似たような家ばかり。私ですら怪しいので、迷子になる可能性は大ありだったので、母の携帯にはSiMを入れ替えて、何かあればLINEが出来るように準備をしていたのですが、母が父が出かける時に自分の携帯を貸すのを忘れるという。たまたま私達も出掛けていたので、注意も出来ずでした。


とりあえず、治安の良いエリアで、ご近所さんも親切で、本当に良かったです。75で迷子の経験をする事になった父は、たいそうショックを受けていましたが、それでも懲りずに翌朝からも普通に散歩へ出掛けて、自然を楽しんでいました。もちろん、父の携帯に住所と電話番号の情報は登録して、最低限は確保。ただ、その後は覚えたみたいで、大丈夫でした。