実は昨年末の大晦日に人生初のぎっくり腰をやってしまい、年始は思うように動けず、家で読書や映画三昧をしています。
そんな読書三昧で読んだ本のひとつが、大前研一氏の「日本の論点 2015-1016」です。色々な日本の政治・ビジネスの課題が述べられていますが、今後日本のエネルギー政策を考える上で、原子力と同じくらい影響度が高そうな話がありました。それは、シェールガス革命の件です。
シェールガス革命の話はすでに皆さんも色々聞いていて、シェールガスやシェールオイルが安くなるということは知っていると思います。そのせいもあって、原油価格も暴落中です。ただ、この本で、ある意味驚いたのは、Gas to Liguid (GTL)と呼ばれるプロセスです。これは、天然ガスを一酸化炭素と水素に分解し合成ガスを作り、それを重合して、ナフサや灯油や軽油を直接作り出すというものだそうです。これによると、ナフサを接触分解してできるエチレン1トンあたりの生産コストは、日本は$1311、米国は$364、サウジは$207だったものが、GTLでたったの$39になるそうです。こうなると、日本に沢山ある石油コンビナートのエチレン精製プラントは完全にコストで太刀打ちできなくなりやっていけないだろうとのこと。石油をベースとした化学品の製造工程に大きな変革が必要になるようで す。
あと、スマホがタイヤと同じになるというのも面白い観点でした。あまり細かく書くとネタばれになるので、このくらいにしておきます。
そんな読書三昧で読んだ本のひとつが、大前研一氏の「日本の論点 2015-1016」です。色々な日本の政治・ビジネスの課題が述べられていますが、今後日本のエネルギー政策を考える上で、原子力と同じくらい影響度が高そうな話がありました。それは、シェールガス革命の件です。
シェールガス革命の話はすでに皆さんも色々聞いていて、シェールガスやシェールオイルが安くなるということは知っていると思います。そのせいもあって、原油価格も暴落中です。ただ、この本で、ある意味驚いたのは、Gas to Liguid (GTL)と呼ばれるプロセスです。これは、天然ガスを一酸化炭素と水素に分解し合成ガスを作り、それを重合して、ナフサや灯油や軽油を直接作り出すというものだそうです。これによると、ナフサを接触分解してできるエチレン1トンあたりの生産コストは、日本は$1311、米国は$364、サウジは$207だったものが、GTLでたったの$39になるそうです。こうなると、日本に沢山ある石油コンビナートのエチレン精製プラントは完全にコストで太刀打ちできなくなりやっていけないだろうとのこと。石油をベースとした化学品の製造工程に大きな変革が必要になるようで す。
あと、スマホがタイヤと同じになるというのも面白い観点でした。あまり細かく書くとネタばれになるので、このくらいにしておきます。