昨年末にM1 MacBook Airを購入し使っていましたが、非常に使いやすく気に入っていたので、先日Appleから同じM1 chip搭載のiMacが発表になって早速注文し、やっと到着しました。
まず、かなり大きな段ボールの箱に入っていて驚きました。それもそのはず、24インチディスプレイの筐体ですからね。持つとかなりの重さです。注文したYellowの色使いになっているあたり、Appleのこだわりを感じます。
段ボールを開けると、中には発泡スチロールは一切なく、全て段ボール材が折り畳まれて衝撃を吸収できるような細工になっていて、まるで何かの三次元パズルのようです。
付属品のMagic Keyboard、Magic Trackpad、Magic Mouse、電源を取り出して組み立てると、すでにAppleの発表でお馴染みの姿になります。
本体ディスプレイ部の横から見た薄さは、11.5mmということで、本当に衝撃的です。デスクトップの究極の姿に近いと思います。これも低消費電力のM1 chipがなし得た技ですね。
まだそれほど使い込んだわけではないですが、音楽系のアプリで音を出してみると、スピーカーが下に向かって音を出しているはずですが、ちょうど画面から音が出ているかのようなチューニングがされているようで、非常に良い音で聞こえます。MacBookではキーボードの両脇から音を出しているのでどうしても下方面から音が鳴るということになりますが、iMacではこの点が大きな違いとして言えそうです。
さて、入力デバイスが三つともワイヤレス接続なので、USBを除けば、線が必要なのが電源だけということになります。無線給電の研究も各社で行われていると聞きますので、これが実現すれば、真のワイヤレスが実現しそうですね。早くそうなってほしいものです。
ところで、重さは4.48kgなので、これだけ薄くて持ち運びしやすいと、気分に応じて家の中でも色々場所を変えたくなりますね。その度に、シャットダウンするのは面倒なので、移動の間だけ持てばいいくらいの小容量のバッテリーを搭載してくれればうれしいなと思いました。電源アダプタにEthernetのポートが付いてかなり大きいですが、どうせならここに小容量バッテリーを搭載してもいいのではないかと考えました。Appleさん、どうでしょう?
ところで、入力デバイスは3つともUSB-C-Lightningケーブルで充電します。要するに入力デバイス側のコネクターはLightningなのです。これはなぜUSB-Cで統一してくれないのかと疑問を感じました。
それにしても、このM1 iMacは素晴らしいデスクトップです。今後多少のアップグレードはあるものの基本フォルムは長いこと維持されて、長く付き合えるデスクトップになりそうです。



