こころがぐわんと動かされる瞬間。
それはいつも突然やってきます。
人それぞれにこころが動くスイッチはいろいろなところにあって、
いつ、どこで、誰に、何に、どんなタイミングで押されるかは
違うと思うけれど、そのスイッチが押された瞬間、心の中で堰を
切ったように一気に広がる“思い”の波。
その中でも、すごく強烈にスイッチにつながる機会が多いのが
香りや音なんじゃないかと思います。
それは思い出かもしれないし、遠い記憶を呼び覚ますものかもしれないし、
心の奥深くにある思いに気づかされるものかもしれない。
どれであっても、自分だけが気づくことのできるスイッチ。
その瞬間に出会えた時は、その思いに素直になってほしいなって思います。
大人になると「素直」になることそのものがわからなくなることが多いから。
自分の気持ちに逆らっても、
その思いはまた自分のところにやってくると思うのです。
それが早いか遅いかはわからないけれど。。。
よく目の前の事から逃げても、また別の形で自分の前に現れるっていいますよね。
それって“思い”も同じだと思うんです。
気がつかないふりをしていても、こころは忘れていない。
だから、一度閉じ込めてしまったり、
遠い過去に置いてきてしまった思いに再び触れたとき、
それはその“思い”と向き合うときなんじゃないかって思います。
最近、私はそんな瞬間に出会いました。
そういう時って、どんな香りを求めるんだろうって思って、
精油を選んでみたら、「クラリセージ」と「ゼラニウム」が手元に。
この2つの精油のこころへの作用は、
♡クラリセージは、
「刺激と鎮静の両方をあわせ持っていて、
緊張を和らげると同時に高揚して幸福感をもたらしてくれる精油」
♡ゼラニウムは、
「自分の中に安定した中心軸を見つけて、人生を喜び、楽しめるように
助けてくれる精油」
そして、どちらもホルモンバランスを整えてくれたり、自律神経にも働きかけてくれる優れもの。
夜、寝る前に焚いていると、すーっと眠りに入っていけてぐっすり眠れました。
アロマテラピーは、単に香りを楽しむだけでなく、こころに寄り添うように優しく
作用してくれる働きもあります。
精油には、それぞれにいろいろな作用があるけれど、
香りを嗅いだ時にホッとしたり、心地いいと感じた香りがその時必要な香り。
たくさんの人に、自分のこころの状態にあった香りをぜひ見つけて欲しいな
と思う瞬間でした。
ちなみに、ここ数日は、フランキンセンス&ユーカリ&マンダリンの香りを
楽しんでいます♪