ハタチくらいの頃でした。

ヒゲを生やしはじめたのは。

それ以来、何度か全剃りしたことはありますが、基本的にはヒゲ。

なので、人生の半分以上はヒゲ

だから、ヒゲが生えている自分が当たり前。

なぜ、ヒゲを生やしはじめたのか?

そのきっかけとして僕の人生における「スベらない話ベスト5」には入るであろうエピソードがあるのですが、長くなるのでここでは端折ります。

別に興味ないと思いますが笑、興味があればお会いしたときに訊いてください。

という感じで、大人になってからは基本的にヒゲと共に生きてきたのですが、さっきも書いたように、いろいろな事情で何度か剃っていた時期もあります。

そのうちの1回。

20代後半、当時は独立前で組織に勤めていました。

いつも生やしているヒゲを、とある事情で剃ったんです。

自分としては、すでにヒゲがあるのが当たり前の感覚になっていたので、ヒゲを剃った自分を鏡で見ると、結構な違和感があったんです。

それで同僚はどう感じるのかなと思って、出勤後に訊いてみたんです。

「ヒゲ剃ったんですけど、ヒゲがあるときと印象違いますか?」

って。

そしたら、ですよ。

僕にとっては想定外の答えが返ってきました。

「ヒゲがあった方がいい」

「ヒゲがない方がいい」

「どっちもいい(どっちでもいい・どうでもいい)」

↑の3つの中のいずれか、だと思ったら。

こう返ってきたのです。

「え?ヒゲ生やしてましたっけ?」

 

・・・マジか。

 

それまで数年一緒に働いていたのに。

僕がヒゲを生やしていたことさえ気づいていなかった。

気にしていなかった。

興味・関心がなかった。

僕自身は、普段のヒゲとヒゲ剃り後の違いに、大きな変化を感じていたのに。

その方にとっては、どうでもいいことでしかなかった。

よく言われるように、

「自分が気にしているほど、他人は自分のことを気にしていない。」

それを強く実感しました。

ちなみにこの話にはオチがあって。

その同じ人に、

「でも、今の方(ヒゲを剃っている方)が、いいと思います!」

って言われたんですよ。

いやあんた、ワシがヒゲを生やしていたことも剃ったことも気づいてなかったやんけ!!!

どんだけ適当なんだよ。

でもそれが許されるキャラだったので、爆笑しました。

・・・ということで、本題です。

10年前くらいから、薄毛が気になり始めました。

正確には頭頂部からきてて自分では見えづらい場所だったので、あまり気にならなかったのですが。

髪の毛への執着もあまりなくて、潔く坊主頭にしようかと。

でも、顔がいかつい(濃い)こともあって、坊主頭にすると強面度が増すのではないかと、身近な人からの助言もあって。

ハゲ散らかさないように短髪にはしていましたが、坊主頭にはしていなかったんですね。

が、最近、いよいよ末期に入ったかなと感じたので。

バリカンを買って、自分で坊主頭にしました。

サヨナラ髪の毛。

余生は坊主頭で過ごします。

という断髪式をおこなったのが、今月上旬。

人生の分岐点を迎えました(大袈裟)

そこから約2週間が経ちます。

元々短髪だったとはいえ、坊主頭にするとだいぶ印象が変わります。

もう慣れましたが、特に最初の1週間くらいは自分でも全く慣れなかった。

違和感があったんです。

ところが、その後お会いした方々のリアクション。

「あ、坊主にしたんですね。」

「スッキリしましたね。」

特にビックリはされず、淡々と。

なんなら坊主にしたことを気づいていない人・リアクションがない人も。

ヒゲを剃った時と同じで、
やっぱり、

「自分が気にしているほど、他人は自分のことを気にしていない。」

それは坊主頭も同じでした。

だからですね。

「他人にどう思われるか。」

それを過剰に気にしすぎるのは、もったいない気がしますね。

まったく気にしないのもそれはそれで偏っていると思いますが。

日本人気質としては、気にしすぎる人の方が圧倒的に多いと思うので。

いい意味で、あんまり気にせずに、やりたいこと・気になることを、やっていけるといいですよね。

余談ですが、遅かれ早かれ坊主頭になることはわかっていたので。

自分なりに感じる、

「坊主頭に合う体型」

というのがありまして。

それが、こんな感じなんです↓

坊主&ガッチリマッチョ。

まぁ好み・感性は人それぞれですが、僕はカッコいいなぁと思うんですよね。

同業者の中には、

「ウエイトトレーニングでつけた筋肉は使えない」

と揶揄してくる人もいます。

うるさいんじゃ!

まぁ言いたいこともわかりますが、誰もが「機能性」だけを求めてカラダづくりをしているわけではないんですよ。

ということで、今日もこれからジムへ行ってきます。