先週15(月)から21(日)まで沖縄出張でした。
沖縄入りする前にニュースで知ったのですが、
沖縄で猛暑日(35℃以上)が2日続いたのが108年ぶりだとか。
沖縄到着日に寄った、宜野湾市のトロピカルビーチ↓
そして滞在中には、観測史上初の36℃超えも。
これまでの沖縄は、
真夏の最高気温でも33~34℃くらい。
小さな島で海に囲まれていて風通しも良いのもあってか、
そんなに気温が上がらないのです。
夏は暑くなりすぎず、冬は温暖。
だったのが、ついに沖縄にも猛暑の夏が。。。
体調管理には充分すぎるほどにお気をつけくださいね。
で、東京に戻ってきて、
昨日は東京の店舗での陰陽五行講座。
3時間×4回の講座で、今回が4回目、最終回でした。
今回の陰陽五行講座でも大切にしたことは、
「覚える」よりも「感じる」
「これはこうですよ」と絶対的な正解を教える講座ではなく、
まず五行それぞれの気を体感し自分で「気づく」ことができるようになるための講座。
を目指しました。
知識・理論が増えていくほうが「勉強した感。」はあるのですけどね。
「詳しくなった感。知った感。」ですね。
ただ、現実的・実践的に活用できるようになるためには、
自分で感じて、気づいて、応用・発展させていけることが必要。
「知識」は外から教わることができますが、
「智慧」は内から湧き出てくるもの。
皆さんの中に元々備わっている「智慧」をより刺激するきっかけになるような、
そんな講座にしたいと思って、そういう内容にしたつもりです。
もちろん「感覚がすべて」ということではありません。
ですが「まず感覚ありき」で、その感覚に理論・知識を添えていく。
そういう学び方が、陰陽五行が腑に落ちていきやすい。
経験的に、そう感じています。
「感覚を大切に」
・・・ただ。
感覚には、危うさもあります。
体調・気分・環境・・・
そして、思い込み。
そういう要素に、多分に影響を受けてしまう。
影響をまったく受けない、というのは、
人間である以上無理な気がします。
が、影響を受けてしまうという前提をしっかり持ったうえで、
その影響をなるべく最小限にするための工夫、
「なるべくニュートラルで在るための工夫」は必要なのではないかと思います。
感覚を使って「カラダと対話をする」という手法を使うセラピスト・トレーナーは多いです。
僕もその中のひとり。
その時に最も気をつけたいのが、偏ること。
ニュートラルから外れること。
偏りの1番大きな原因は、思い込み。
「これは絶対にこうだ。」
そういう思い込みが、カラダの反応に影響してくる。
純粋にカラダの声を聴いているのではなく、
自分の思い込みをカラダに反映させているだけ。
それは「カラダとの対話」ではないのですよね。
思い込みがすべて悪い、ということでもなく。
思い込みによってその人がつくられていて、
それが個性に、生き方にもなっている。
ただ、その思い込みが強くなればなるほど、
感覚の純度が低くなっていく。
なので、人は誰でも思い込みを持っているという前提で、
それを認めた上で、
なるべくニュートラルな感覚に近づくための工夫が必要。
五行を学ぶ上でも、
例えば「木」というエネルギーの学びを言語・理論だけで入ってしまい、
そこに思い込みがセットで入り込んでしまうと、
「純粋な木気」の感覚から遠くなってしまう。
なので、
まずはなるべくニュートラルに近い身体感覚になった上で木気を感じ、
そこに「木気とは何ぞや」という理論を乗せていく。
ということで、
今回の陰陽五行講座では、
初回からそうですが昨日の最終回でも、
「ニュートラルな感覚」
を大切にしながら進めていきました。
「感覚を信頼しよう」
っていわれますが、確かにそれは大切。
ですが、「純度の高い感覚」なのかどうか。
感覚って、危ういのです。
思い込みが反映されているだけ、のことも少なからずあるので。
なので、信頼だけではなく、疑うことも必要。
信頼しながら疑い、疑いながら信頼する。
それがニュートラルに近づく在り方なのだと思います。
盲信はヤバい。
しらんけど。
今回終了した3時間×4回、
そして先月末に開催した6時間×2回の、
対面での陰陽五行講座。
それとは別に、オンラインでも開催を予定していたのです。
ですが、対面講座と同時進行だと僕が混乱しそうで、オンラインの開催は対面が終わるまで待つことにしました。
で、対面講座が終わったので。
今度はオンライン開催をします。
この「感覚を大切にした陰陽五行」を、オンラインでどこまで共有できるのか。
これまでの経験も踏まえて、しっかり工夫したいと思います。
9月頃から開始する予定ですので、よかったら学びをご一緒しましょう♪