月が話しかけてきたお話

みなさん、こんにちは。
アーバン・シャーマンの山中弘教です。

昨夜、海を見に行きました。

すると帰りに、
月が話しかけてきました。

月は、しきりと「落とせ」と
私に語りかけてきました。

何を落とすのか？聞くと、

「主体と客体を落とせ」と答えました。

それは、どういうことかと聞くと、

「それは考えることではなく、体験することだ」
と言うんです。

その時、何かを手放すような、
肩に担いだ荷物を下ろすような、
そんな体感がありました。

こんな会話のあと、
わたしは、近くのファミレスに立ち寄りました。

ファミレスの椅子に座っていると、
わたしの奥深くに、
何かを握りしめるような緊張があることに
気づきました。

わたしは、「怖れ」を握りしめていました。

それは、随分昔から存在していたこと、
そして、ものごころがついてから、
わたしは緩んだことがないことにも、
気づきました。

わたしは緊張をやめて、
緩むことに決めました。

その時、
わたしは海で祈ったことを思い出しました。

「わたしを助けてください」

「わたしが手放せるものは、
　すべて手放させてください」

「わたしを活かしてください」

そんな祈りの帰り道に、
月が語りかけてきたのです。

わたしは、恐れをどうやって手放すのか、
そもそも手放せるのかどうか、
まったく、わかりませんでした。

それでも、わかったことがありました。

それは、

すべてのことは、ただ「起きる」

ということです。

わたしは月にお礼を言って、
家へと向かいました。