寝るとき真っ暗?少し電気つける? ブログネタ:寝るとき真っ暗?少し電気つける? 参加中

私は少し電気つける 派!


基本的にすぅ~っと眠りについてしまうので


電気をつけたまま寝てしまうことが多いです。


暗いところだろうが 明るいところだろうが


暑いところだろうが 寒いところだろうが


ひとりだろうが ふたりだろうが


寝るにはさほど大きな理由ではないようです。



ところで


面倒くさい病が発病し


長いあいだ蛍光灯の外側が切れ、内側のみで生活し


最近その内側もチカチカするような状態だったけれども


やっぱり面倒くさい病が発病していけるところまで・・・


なんて思っていたら やっとこさ電気が切れたので交換しました。


いや~長かった。 長かった~(笑)


でね、ふたつ変えたら ま~~~明るい。


びっくりするくらい明るい。 ほんの少しの面倒がこれだけの気分転換になるから不思議なものです。



ふぅ・・・


静かに過ごす


何事もなかったように過ごす


いつになったらそんなたくましい心を持つことができるのだろう






寝るとき真っ暗?少し電気つける?
  • 真っ暗
  • 少し電気つける

気になる投票結果は!?


結構前に読んであった作品なので

ちょっと記憶が薄れておりますが・・・


左近の桜 著:長野まゆみ 出版:角川文庫


左近の桜 (角川文庫)/角川書店(角川グループパブリッシング)
¥580
Amazon.co.jp


長野まゆみさんの作品はこれで5作目ですか。

正直なところ、長野さんがよく描く 男性の美というものはちょっとわからない部分が多いのですが、なぜか読んでしまうのはその描写にどことなく美しさとか魅力があるからなのでしょうか。


隠れ宿「左近」。ここは秘密の逢瀬が行われる静かな宿で、そこの息子である桜蔵(さくら)が主人公である。ただ不思議な体質なのか、もともともつ美徳なのか、よからぬものやこの世ざるもの、そしてちょっと艶っぽい男性を引っ張り込んできてしまう。


彼らの願いを聞き入れてしまうお人好しであるが、頭のキレは良く、久しぶりにかっこいいなと思える主人公でした。

・・・と、こういう男性がかっこいいとされるからBL的な物語というのは成り立つのかもしれませんね(笑)

「優男」なんていうのはちょっと表現が古いのかもしれませんが、まさにそんな感じの青年でした。

しかもちょっと冷たいというのもまた・・・卑怯な男です(笑)


物語はこのさくらが変わった品物や男達によって夢現のような世界を体験していく和製ファンタジーです。

ぽわぽわとした雰囲気をもった話ばかりでした。

こういう作品はいくつか読みましたが、一番人間らしいというかなんか生々しいというか、ねっとりした感じがします。

それがこの作品の最たるものかもしれません。


なんというか・・・これを読んでいたとき、なんとなくスガシカオが脳内BGMとして流れていた気がします。

ちょっと艶かしい感じと幻想的な部分、一方で暴力的で突き放したような感じ。

それがぴったりだなと。

背中を舞う蝶の話のあたりではもうまさに、という感じでした。


僕がこういう作品が好きだからこそ思うのでしょうが、

こういった作品こそアニメ化してもいいんじゃないかと思います。

和製ファンタジーや怪奇ものは数々ありますが

どれもハズレはないし、むしろこういった話は似通った話でも許せてしまったり・・・


と勝手にBGMと脳内ビジョンをフルに働かせて読むことのできた作品でした。



ふぅ・・・


昨日突然呼び出されて親戚の子の家庭教師の真似事をしてきました。

ん~、僕は元々おバカさんなので、彼女がそこでつまづく気持ちはよくわかる。

よくわかるけれども、彼女を理解させるだけの能力が僕にはなく

解き方は教えてきましたが、はたして理解してもらえたかどうか・・・


この夏にまた、今度は長時間かけて教え込むというようですが・・・

いやはや、どうしたものか。

久しぶりの読書感想文です(笑)


本を読んでいなかったわけではないのですが、

こうしてこれ読んだんだ~って話をするまでの労力が・・・(笑)

何かの感想を書くというのはなかなか大変ですよね。


さて、今回読んだ本の中からやっとこさ紹介する本はこちら。



金曜のバカ  著:越谷オサム  出版:角川文庫


金曜のバカ (角川文庫)/角川書店(角川グループパブリッシング)
¥540
Amazon.co.jp


バカ。非常に痛烈かつ下品な言葉であるが、この言葉がぴったりな人たちがいる。

ただ間違えてはいけない。

勉強ができないからバカ。

仕事ができないからバカ。

そういう話ではないのだ。

不器用だけど一途ゆえにバカ。

自分のことを信じているゆえにバカ。

そんな愛すべきおばかさんたちに焦点を当てた短編小説です。


ほっこりとしたい、キュンとしたい、そんなときにはぴったりな一冊です。


が、正直なところバカを集めたというにはちょっと物足りない感じはします。

確かに金曜のバカに出てくる主人公は非常に愛すべきバカである。

パワフルな女子校生と気弱なフリーターストーカーの週に一度の奇妙な逢瀬を

バカバカしく描いています。


ほかに収録されている作品については、金曜のバカと別作品として考えれば面白い作品だと思えるものばかりでした。

個人的には、流星群が観測できる夜に偶然出会った男女が星を見ながらお互いの話をしていく甘い甘い青春が描かれた「星とミルクティー」のようなファンタジーなんてもっと読みたいと思えたほどです。

でも、少なくともこの作品にはバカはいない。

確かに天体観測バカかもしれないけれど、金曜のバカのそれとは次元が大きく違う。

かと思いきや

「この町」のような田舎の高校生が都会を夢見るという、ちょっと恥ずかしい感じのバカな作品が続いたりする。


僕としてはもっと振り切ったバカを期待してしまったので後半の失速率は激しかったわけです。

かわいい高校生くらいの男女を描いた、一種の恋愛小説としてみれば全然違和感はなかったのでしょうが・・・


謳い文句やタイトルというのはなかなか力がある、メッセージ性が強いというのを強く感じてしまう作品でした。


ただ、しつこいかもしれませんが、

金曜のバカは面白いです。



ふぅ・・・


ど阿呆な男は愛すべき馬鹿を応援しています。