
[ 空が何色になったらキレイだと思う? ]
さきほど読んだ本の中
で本当の蒼い空とは?という言葉を読んだので、ちょっと考えて見ます。
そもそも僕は空一面の青い空に対してとてつもなく美しい!と思うことはまずない、といいますか、僕は未だに見たことがありません。
だから青い空というよりも、澄んだ青い空にぽつりぽつりと濃淡の少しついた白い雲が浮かんでいる、その空の方が好きです。
と言ってしまうとネタにも本の問いの答えにもなってないか(^▽^;)
つまり…う~ん…色で言うと確かに青なんだけれど、一面青ではなくて…ってこれじゃぁ言葉をなぞっているだけか。
とにかく、雲の浮かんだ青い空が好きです。
しかも春、夏あたりの雲。
ぽつりぽつりとというあたりが結構重要だったりもしますから。
なんだろうなぁ、もしかしたらそれは白い雲がアクセントな訳ではなくて、青い空にのる他の色の美しさがすきなのかもしれません。
だからそれは、白く置かれた真昼の月かもしれないし、ゆったり飛ぶ飛行船かもしれない。
あるいは、空に放り投げた真っ赤なりんごであるかもしれない。
それから、確かに青い空もキレイなのですが…僕はこの時期の陽が暮れてすぐ、陽は落ちているのだけれどまだ空は明るみを保ち、地平線からだんだんと濃くなっていく紺色の空が好きです。
まだ明るいから見える星は一番星だけ。
日によっては月がそのグラデーションのど真ん中にあったりして。
そのくらいの時間になると、イルミネーションや看板の明かりがつき始めます。
淡く灯る青や緑の電球がぽわりとあたりを緊迫させ、冷たい空気をより冷たくさせる。
けれどその灯かりがとても優しく美しく、世界が一番輝いて見える時間です。
空と街が見事に調和している10分間。
そんな世界をいつまでもと思うのですが、いつまでも続かないからこその良さみたいなものが…あるのかな?(^▽^;)
そうはいってもやっぱり、せめて写真にでも!とも思うのですが、普段からカメラを構えるということをしない僕はあぁ今日もいい空だと眺めるだけ。
それに、僕の腕じゃあの世界をきれいに切り取れる自信ないしね。
・・・結局空は何色がキレイなの?
雲がぽつりとのった空色 (雲映色とでも言いましょうか)
冬の夕暮れ直後色 (灯映色とでも言いましょう)
ふぅ…
「本当の蒼い空ってなんだと思う?」
「今見ている空が本当か偽りかすらわかりません。きっと、僕はまだ本当の蒼い空に出会っていないからでしょう」