最近の話題って言ったら来年の6月に施行されるで有ろう動物愛護法のこと…。
難しい表現ではなく砕けた感じてツラツラっと書いてみます
今年の6月からスタートしたのが 動物取扱業の登録をした住所以外での生体販売を禁止する っていうのがスタート (遠方からのお客様がブリーダーの出張で生体を受取るのがNGに)
これはチェーン展開している大規模ペットショップでは店舗間移動が可能だから、あんまり意味がない様に思うんだけど大変なのは地方の小さな家庭規模のブリーダーさん達…。 北海道、沖縄で真面目に頑張ってるブリーダーさんは大変!
それに、国内ではブリーディングされてる数が少ない希少種の子を迎えたいと考えてる一般のご家族様が、XXって種類の子が欲しいけど、ブリーダーさんは遠くにしか居ない。 ==例えば==
九州のご家族がSNSで見付けた子が東北のブリーダーさんの所にしかいない。
Aブリーダーの子が欲しい、Bちゃんの赤ちゃんが欲しいのに聴覚障害があって飛行機に乗って迎えに行く事が出来ない。
こんな事が起こってしまうわけです。
お目当ての子が決まっている場合は一泊覚悟で 「お迎え旅行」 を敢行しないとイケなくなってしまうなんて事も、これからは出てくるかも知れません。
(せっかく譲っでもらった子を長旅で苦しめてしまうこともあるよね…きっと)
あっ! でも、決して諦めないでくださいね♪ そんな強い気持ちを叶えるためにブリーダーさん達はきっと、ご希望を叶えるために頑張ってくれると思います。
次に2年の執行猶予期間を設けて施行されるのが
1マイクロチップの装着の義務化
2動物取扱業の資格制度
マイクロチップ はブリーダー、かかりつけの獣医さんに相談して頂けたら何も問題はないので安心してください。
動物取扱業登録の資格制度
これも、これから犬や猫、その他の小動物や爬虫類を迎える方々には関係のない部分であくまでも 「これからブリーダーになりたい」 「動物に関わる仕事をしたい」 と思う人への規制の強化なので余り不安はないかと思います。 これまでは
○実務経験が半年以上
○規定の資格を有している事
この二つのうち、一つだけで簡単に生体販売、所謂ブリーダーや開業して、オークションから仕入れをしてペットショップを営める。
という知識や経験も蓄積されていない人達が簡単に開業ができなくする為の規制です。
法律の施行前ですが既に新規の申請を断っている行政機関も出てきています。 ただ問題なのは、これまで何年、十数年、何十年と第一線で活躍されているオピニオンリーダーと呼ばれる大先輩方の更新が難しくなってしまうことです。
でも、私的には諸先輩の皆様は後継者を教育していく事、試行錯誤してでも切り抜けてくれることと思います
問題は来年の6月に施行されることになった有識者会議で決議された改正法
わんちゃんホンポさんに分かりやすく載ってるので見てみてください
=== こんな感じかな ===
ブログの禁止タグって何だろ?
(アメブロ初心者故の無知をお許しください)
禁止タグのせいでUPできない!
劣悪なペットショップのバックヤード、繁殖のみ行い産めよ、増やせよ! と酷い環境下に置かれている一般の方々が目にする事がない闇の部分をクリアにする為の法改正にとどまるので有れば問題は無かったんですが…。
いつの間にか
ブリーダーは悪·愛護団体は正義
的な?
でも悪質なのは一部の『繁殖屋』とか『パピーミル』と呼ばれる人達で私の知っている多くのブリーダーさんやキャッテリーの人達は自分の元に居る犬や猫に特別な想いを持っている人が少なくありません。
恋して憧れて外国まで足を運び、輸入してきて宝物の様に大切にしている血統を持つ子が多くいます。なのに何でも一括りにして色眼鏡で見て、 SNSで『#』を付けてメールやハガキで意見書を送ろうと拡散しています。
でも、こんな事実がある事を忘れないでください
新型コロナの影響で『お家生活』の癒やしにと子犬や子猫を迎える人が凄く増えました。 生後2ヶ月位のまだまだ幼稚園児位の子を迎え自粛生活をしていた時は面白かった… 緊急事態宣言が解除され、少しずつ日常が戻りつつあると躾に困った人、SNSで見る様な 『映える』 生活とはかけ離れていた、うるさい、臭い、面倒臭い…自由に旅行もできない、仕事終わりに飲みにも行けない そんなのは最初から分かっていた事なのに
↓ ↓
⇧ ⇧
こんな事も見えない所でおきてます 。
買い物ついでに立ち寄ったペットショップで一目惚れして衝動的買いしてしまったり、安易な気持ちで赤ちゃんを産ませて、思いの外たくさん産まれた赤ちゃんに困ったり…。
売る側ばかりを責めるのではなく買う側のモラルも問われるべき だと思うんです。
ブリーダーに頭数制限をかけたら老犬、老猫やブリーディングを引退した功労犬や功労猫達の行き場がなくなってしまう事になり兼ねない…。
終生飼養は飼い主側もブリーダー側にも義務の筈だから法律を遵守するなら、ブリーダーはブリーダーではなく老犬ホーム、老猫ホームのオーナーになってしまう。
法律を守るなら5年後、6年後には必ずです。
そうなると、どうなる?
オークション会場は生体が不足して生体の価格が高騰します(需要と供給の原理ですよね)
繁殖屋やパピーミルは引退した子達が早く死んでくれる様に願う様になり、病気になっても治療せず早く死ぬ様にご飯をあげなかったり、早く死ねばいいのに!早く死ね!
と思う様になっちゃう可能性もあります。
それでも良心あるブリーダーさんは ブリーディングの帳簿から外して、ペットとして終生飼養すれば良いと考える。
でも
今度は多頭飼育の頭数制限が設けられたら第一線を退いた子達はどうすれば良いんでしょう?
人間に例えるなら
定年退職したお父さんをお払い箱にしますか?
子育てを終わったお母さんを追い出しますか?
爺ちゃん婆ちゃんを姥捨山に捨てに行きますか? 要らない子をネグレクトで殺しちゃいますか?
本当に難しい問題…
NPO法人○○愛護団体
NPO法人って非営利団体です。 営業利益を求めてはいけないんです。なのに里親譲渡費用と称して、お金を支払って保護犬や保護猫を迎え入れた経験がある方は多いんじゃないですか? お支払いするのは団体が獣医に支払った駆虫費用、ワクチン接種費用、去勢や避妊手術、治療に要した費用の実費のみ(獣医師が発行した診療明細に表記している金額)を善意で新しい飼い主さんにお願いしてるだけで強制であってはならないのが非営利団体、NPO法人。
だから 清廉潔白な愛護団体は、いつも赤字で大変な思いをしています。
若しくは愛護家からの寄付で賄っています。
片目だけ開けて世間を見るのではなく両目を開けて世間を見てみてください
ヾ(*’O’*)/ オネガイシマ−ス!
追記
我が家では犬も猫も小さい入れ物に入れてないのでケージのサイズや保管については触れません…犬は寝る時と仕事の邪魔になる時以外は自由に過ごしてるし、猫はママドール達は病気や安静が必要な時、お産の前後のみ
これから暑くなると玄関やお風呂場の床にゴロゴロと伸びて落ちてます(笑)
反対に、これも問題かも知れん(苦笑)