囚われている男 | ひびきの異常な日常

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女も好き!でも女性不信…
本当の愛ってなんだろう…

好きな映画や本を観て好きな酒を飲む!
そして日本が大好き!
僕達が知っている歴史は本当なのだろうか?
でも全てを知ったら生きて行けないんだろうなw
※ブログに出てる名前は仮名でございますw

僕は施設に迷い込み、男を見つけた。

その男は頭から袋を被せられ、囚われていた。

どこかの施設のようだ。


男の食事は奇妙なドロリとした液体のみ。

常に人体実験をされており、約5年間拘束されているらしい。


僕は男に聞いた。

逃げられないのかと。


男は答えた。

一度だけ逃げたと。


男が逃げれたその日は鍵が掛かっておらず、拘束されている部屋から出れたらしい。

そしてそのまま庭へ続くドアを空けて外へ出た。

しかし、その外は異様な空間だった。

空を自由に魚が泳ぐ世界だった。


男は走った。

小高い丘を越え、丘を滑り落ち、小さな街へと向かった。

鮫が空から襲ってくる中、大きな滑り台に乗って街へと向かう。

滑り台のゴールには大きなナマズが口を空けていた。

小さな女の子がそのナマズを踏みながら遊ぶ姿を見た。


男は水面で釣り糸をたらす生き物を見た。

顔は崩れて白髭だらけの老人だった。

老人の顔からは苺が生えていた。

老人が苺を釣竿に付けて水へ投げると、中年男が釣り上がった。

中年男の顔からは吹き出物が出ており、老人は中年男の吹き出物から出る汁を食べた。

そのお返しに、老人の苺を中年男が食べていた。


おそらくここは地球ではなく、パラレルワールドなんだと悟った。

もしくは違う星なのだろうと考えた。

男は外の世界に幻滅し、施設へと戻った。


僕は思った。

施設で気味の悪い液体を飲んで拷問されるくらいなら、外の方がマシでは無いだろうか。

僕もこの世界から逃げる事が出来るのだろうかと。



Nと会う約束をした。

本当に会えるだろうか。

お腹の子供はどうするのだろうか。

おろすと言っていたが、産んだら自分は離婚してNと一緒になる。

妻を泣かせる事になる。

妻は大切で、離婚したら自殺するかもしれない。

そしてNと結婚しても、上手くやれる自信がない。

たぶん別れるだろう。

そんな日々に見た不思議な夢だった。