夕方のひと時
冷蔵庫で冷やしたバナナを
スパスパとカット。
妹作のトマトと胡瓜も
ストンストンとカットし
「人生の楽園」を観ながら
ノンアルビールを飲む
年金シニア夫婦。



ふと、ふとね、
キッチンに目をやれば





ん?
日が短くなった?

「爺さん、あのさ、
日が短くなった気がする」

あたしの台詞に
「当たり前!」の一言
ちっ!

確かにね、
夏至から日一日と
日が短くなるもんね。

この、
自然の移り変わりを
感じる瞬間に
なんとも言えぬ
おセンチな気分がムクムク
ちょっとらしくない
乙女心がある
あたくし。



朗読サークルでは

持ち時間1時間以内で

朗読に関することなら

なんでもOK気づき

こんな課題が出た。


はい!はい!と、

やりたがり屋の

あたしは

真っ先に手を挙げた。


なんかさ、

爺さん先生の顔が

引き攣ったようだったわ。



で、手書きの

チラシなんぞを

描いたりして

形から入る

お調子者のポットだす。






しかしだよ、

来月は

葉月の朗読会もあり

なんだか

自分で首を絞めたかも…


一日に六つの

演目練習は

一日の大半を使う。

頭の中もごちゃごちゃもやもや


ほんに

えらいこっちゃだけど

来月の20日迄は

こびっと頑張ろと

とにかく、とにかく、

毎日繰り返し

読み込みます!

きっと、

この努力は報われると

あたしは信じてるの。


練習をした。

毎日した。

これが、

いや、これ以上の

自信に繋がるものはなし!

あたしの自論だけど

ずーっとこれを

お守りに

紅茶の講師として

やってきた。


人一倍緊張屋の

あたしの奮闘は

日々の勉強と

念入りな準備。

それは間違いなく

あたしを助けてくれた。


だからね、

朗読もきっと

やれると信じているの。

約40分の一人語り

あたし

頑張ります!

「うひょひょな朗読会」

おふざけな

タイトルだけどねセキセイインコ青