昨日は梅雨明け予感がありましたのに
夜中からの雨、しかもザァーザァー!
昼近い今はあがりましたが、どっぷり
たっぷりリターン・梅雨です。

私のブログにお寄りくださった方で
「強迫性障害」について自身の経験や
アドバイスを載せているブロガーさんが
いらっしゃるの。

同じ悩みをお持ちの方々には
励みになっているでしょう。
ありがたい事です。

「強迫性障害」も、人それぞれに
パターンがありますね。
私の場合は、無責任に猫を多頭飼いする
ご近所の迷惑行為が発端でした。

朝から晩まで他所のペットの粗相を
片付ける不快感に14年間我慢して
一匹ではないですから切りがなかった。
誰に相談しても「猫は外に出る生き物」
こんな感覚で、私の苦しみは汲み取って
貰えぬままとうとう「異常な潔癖性」へと…
当時の症状はこんな感じ。

突然背後から「わっ!」と脅かされた
経験はおありでしょう。
一瞬びっくりしますが、原因がわかると
なぁーんだ!と、直ぐに平常心に戻りますが
脅かされた状態が24時間、寝ていても続いて
心臓が壊れる位にドキッン、ドキッン。
その音が頭の中で鳴るような…

目を閉じると目蓋の裏が赤黒く見え
何が怖いのかわからないけれど
まるで殺人犯から隠れてて見つかる怖さを
味わっていたようでした。
あれは地獄でしたね。

自分の心身の異変に気付き
幸いにも友人が精神科医だったので
相談したところ「強迫性障害」と
初めて聞く病名に? ? ?
君の病は「ベッカム」と一緒さ。
そう言われて、へぇーっ!あのイケメンさん
と一緒かい♪ と、感心したのも束の間。

「長丁場になるからな
でも、大丈夫だ。単に薬を飲む。
こんな病だ。いいか、命がどうこう言う
病じゃない、自分との戦いだから
こいつに潰されないようにな」

そう言われて、長丁場の言葉にぞっと
したり、ガンのような病では
無い事へのほっとする部分もあったりと
複雑でしたね。

今現在の私は、「心療内科」の患者には
相応しく無い(笑)
側から見たら、付き添いさんとしか
見え無いようです。

医師とも話す内容は短編の話しとか
あの映画観た? ダイエットするか?
こんな話しで終わります。

発症当時は「君は一生ボクの恋人だからね」
かなり重症と診断された私を励ます? 
完治無しあきらめてね?
こんな台詞を医師は言ってました。

これはまずい! 「恋人」は


ウルスがいい❤︎

あの医師と「恋人」を解除するには
とにかく治そう!と、まずは「敵を知る」
強迫性障害について調べ、バナナがよいと
あれば毎日食べました。
バナナ好きで良かったですわ。

私が「恋人解除」ができ、無駄話し(笑)
カウンセリングで済むようになったのは

○ ジーっとしていない。
○ 辛い時こそ掃除。
 これが一番よ。小さな達成感が気分を
 良くし部屋も綺麗になるので
 薬より効きます。

○ 妹に遠慮せず泣いたり笑ったりの
 ありのままを受け止めて貰った。

○ 家が原因となったので
 外に出るきっかけとして仕事をした。

医師には仕事は駄目!と反対されましたが
本来負けず嫌いのドンドコドンの私。
ですが、過度の潔癖性を抱えての
仕事は本当辛かったですね。
だって、新幹線乗るにも座席が気になったり
トイレだって、まるでわんこの
「まて!」状態ですから。
どこへ行っても手を洗うし
除菌ペーパーが無くなったらパニックです。
泣きます。で、吠えます🐕

同じ方がいらしたら
ご家族がいる方でしたら、素直に
辛い自分を話してください。
でも、自分と同じラインに並ばせるのは
アウトです。無理強いは駄目よ。
楽に暮らす為に、ほんのちょっとの
お手伝いとして「気遣い」をお願い
しましょう。
辛かったら、「仕方ないのさ、病気だもん」
と、何でもない人と比べない。

同じ事をキリなく繰り返す行為があっても
焦らず、怒らず、泣くのはよし!
「病気だもん!」と自分のせいには
しないの。だってさ
「病気」なんだものね。
こりゃ仕方ないわよ。

こんな私の「強迫性障害のある暮らし」は
埃じゃ死なないの夫との暮らし。
互いに辛い(笑)

大量に届く野菜や物には泣きます。
自分の匙加減が叶わぬ事態には
対応がしんどい。毎日こんなですが
「負けない私」でいる努力は
間違いなく私を元気にしてくれます。

人それぞれで、「頑張れ」と言われるのは
辛いと言う方もおられますが
側は、そう言うしかないんですね。
私自身は全く嫌ではなくてね
「ありがとう」って気持になるんです。
よーし!負けないぞ!ってね。
これ以上何を頑張れってか!と
思う前に、よし!みてろ!負けないぞ!
と、周りのエールを受けてみてくださいね。
エールは間違いなく「強く」してくれます。
ありがたいですね❤︎